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    {
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        }
      ],
      "description": "マルクスがヘーゲル弁証法を「転倒」させ、絶対精神の自己展開の物語を物質的生産関係と階級闘争の物語へ組み替えた。青年ヘーゲル派の宗教批判を経由した理論的派生であり、社会主義の科学的自己定位の中核をなす。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "マルクス『資本論』第1巻第二版後書き; マルクス『経済学・哲学草稿』; ルカーチ『歴史と階級意識』"
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    {
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        }
      ],
      "description": "デューイは初期にヘーゲル主義から出発し、後に絶対者を捨てて経験の再構成としての探究論へ移行した。パースの「プラグマティッシュ」という語もカント由来であり、観念論の問題設定を実験主義へ翻案した派生関係が認められる。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ジョン・デューイ「絶対主義から実験主義へ」(1930); ルイ・メナンド『メタフィジカル・クラブ』"
    },
    {
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        }
      ],
      "description": "定住農耕による余剰の蓄積・貯蔵・再分配が計量単位と債務記録を要請し、穀物や銀を基準とする価値尺度の物語が成立した。物々交換起源説には批判があり、負債・神殿記帳を起源とする学説と併存する。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ユヴァル・ノア・ハラリ『サピエンス全史』; デヴィッド・グレーバー『負債論』"
    },
    {
      "id": "REL-0004",
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        {
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          "name": "メソポタミア"
        }
      ],
      "description": "農業余剰が非生産人口（官僚・軍・神官）を扶養可能にし、徴税と徴兵を通じた広域支配の正統化物語＝帝国が成立した。国家形成の必然性については穀物課税可能性を重視する説と環境説があり、因果の強さには幅がある。新設のREL-0191（貨幣→帝国）により農業革命→貨幣→帝国という経路が生じるが、本エッジは扶養可能な非生産人口の規模という、貨幣を経由しない独立の機構を主張するため、記法補則v1.1により維持する。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄』; ジェームズ・C・スコット『反穀物の人類史』"
    },
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        }
      ],
      "description": "貨幣が交換手段から自己増殖する資本（G-W-G'）として再定義されたことで、蓄積の無限運動を正当化する物語が成立した。貨幣の存在自体は資本主義を必然化しないため、制度的条件を重視する説明と併存する。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "マルクス『資本論』第1巻; フェルナン・ブローデル『物質文明・経済・資本主義』"
    },
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      "to_name": "資本主義",
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      "era_year": 1600,
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        {
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          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "禁欲的プロテスタンティズムの召命観と予定説が、利潤の体系的追求と再投資を宗教的に正統化する心性を生んだとする系譜。ウェーバー・テーゼは影響力が大きい一方で経済史側からの反証も多く、学説上争いがある。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』; R.H.トーニー『宗教と資本主義の興隆』"
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    {
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      "era_year": 1845,
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        {
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          "name": "アメリカ合衆国"
        }
      ],
      "description": "ピューリタンの選民・契約・「丘の上の町」の摂理史観が、大陸拡張を神意とする世俗的使命の物語へ転換された。宗教的要素と地政学的・経済的動機の比重については解釈が分かれる。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "アンダース・ステファンソン『マニフェスト・デスティニー』; ペリー・ミラー『Errand into the Wilderness』"
    },
    {
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          "name": "東アジア"
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      ],
      "description": "周初に成立した天命観念——統治の正統性は超越的な天の委任に由来し、徳を失えば剥奪されるという枠組み——を、孔子とその継承者が徳治の教説として引き受け、孟子が易姓革命論として理論化した。旧版は「儒教→中華と天命」の向きで、儒教が既存の天命観を体系化した点を記録していたが、天命観念の成立（前11世紀）が儒教の成立（前6世紀）に先行する以上、系譜の親は天命の側である。よってFrom/Toを入れ替え、儒教が受け取った観念的前提として記録し直した。儒教による体系化の成果は NAR-0073 儒教的統治論（徳治）への派生（REL-0109）で、中華秩序の後代の展開はNAR-0011 の各エッジで記録する。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "『書経』（周書）; 『孟子』; 溝口雄三『中国の公と私』; ジョン・K・フェアバンク編『中国的世界秩序』"
    },
    {
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      "to_name": "ナショナリズム",
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      "era_year": 1789,
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        {
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        {
          "id": "REG-0010",
          "name": "アメリカ合衆国"
        }
      ],
      "description": "統治の正統性を人民の同意に置く近代民主主義の原理は、「人民とは誰か」という成員の境界を確定する問いを不可避に伴い、その答えとして領域的・文化的に画定された「国民」が構成された。アメリカ独立とフランス革命の文書に定式化された人民主権が、19世紀の国民国家形成の語彙を供給したとみる系譜である。旧版は逆向き（ナショナリズム→民主主義）に記録していたが、NAR-0019 を近代の代議制民主主義（代表年1776年）として再定義したことに伴い向きを改めた。ただしリア・グリーンフェルドのように、16世紀イングランドに遡る国民観念こそが人民主権を生んだとする逆方向の説明も有力であり、両者はほぼ同時代の現象であるため方向性は依然として争われている。確度はB。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "Bernard Yack, \"Popular Sovereignty and Nationalism\" (2001); ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』; リア・グリーンフェルド『ナショナリズム——五つの道』（逆方向を主張する側）"
    },
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        {
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          "name": "アメリカ合衆国"
        }
      ],
      "description": "メタ物語への不信と真理の言語ゲーム化という議論が通俗化し、事実主張の相対化を許容する言説環境の形成に寄与したとされる。ポストモダニズムを主因とする説明には当事者からの反論もあり、争いがある。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "リー・マッキンタイア『ポストトゥルース』; ブルーノ・ラトゥール「批判はなぜ力を失ったのか」"
    },
    {
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          "name": "西ヨーロッパ"
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      ],
      "description": "生産手段の私的所有と市場的調整を正当とする物語と、それを廃棄して社会的所有・計画的調整へ移行すべきとする物語の正面対立。19世紀以降の政治対立軸の基軸をなす。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "マルクス／エンゲルス『共産党宣言』; カール・ポランニー『大転換』"
    },
    {
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        {
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        }
      ],
      "description": "帰属の第一義を国民に置く物語と、階級を第一義に置き国際的連帯を掲げる物語の対立。第一次世界大戦時に社会主義政党が自国支持へ転じたことで、両者の緊張が歴史的に露呈した。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "マルクス／エンゲルス『共産党宣言』; エリック・ホブズボーム『ナショナリズムの歴史と現在』; ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』"
    },
    {
      "id": "REL-0014",
      "type": "対立",
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      "from_name": "中華と天命",
      "to_id": "NAR-0009",
      "to_name": "日本の建国神話(記紀と万世一系)",
      "era_display": "17〜18世紀",
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        {
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          "name": "日本"
        }
      ],
      "description": "徳を失えば天命が移り王朝が交替するという物語と、皇統が断絶なく連続するという物語は、正統性の原理として相互排他的である。近世日本の学者が中国の易姓革命との対比によって「万世一系」の優位を主張したことで対立が明示化した。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "山鹿素行『中朝事実』; 本居宣長『直毘霊』; 丸山眞男『日本政治思想史研究』"
    },
    {
      "id": "REL-0015",
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        {
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      ],
      "description": "リオタールは正統化装置としての「精神の弁証法」を大きな物語の代表例として名指し、その普遍史的主張を不信の対象とした。批判対象が明示されている点で対立関係は明確である。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "ジャン＝フランソワ・リオタール『ポスト・モダンの条件』"
    },
    {
      "id": "REL-0016",
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      "era_year": 1979,
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        {
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          "name": "西ヨーロッパ"
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        {
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          "name": "アメリカ合衆国"
        }
      ],
      "description": "あらゆる文化の神話に単一の普遍構造を見出す立場と、普遍的物語の正統化機能そのものを疑う立場の対立。両者が直接論争した史実はなく、理論的含意の水準での対立である。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "リオタール『ポスト・モダンの条件』; ロバート・A・シーガル『ジョーゼフ・キャンベル入門』"
    },
    {
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        {
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          "name": "アメリカ合衆国"
        }
      ],
      "description": "実験・査読・再現性による事実確定の権威を掲げる物語と、事実主張を党派的帰属や情動の従属変数とみなす言説状況の対立。気候変動・公衆衛生をめぐる論争で顕在化した。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "リー・マッキンタイア『ポストトゥルース』; オレスケス＆コンウェイ『世界を騙しつづける科学者たち』"
    },
    {
      "id": "REL-0018",
      "type": "対立",
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      "from_name": "帝国",
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      "to_name": "ネグリチュード",
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        {
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          "name": "大西洋世界"
        },
        {
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          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "普遍的文明の担い手として支配を正統化する物語に対し、被支配側の文化的価値を積極的に反転させて対置した反植民地の物語。対立の射程は近代ヨーロッパ植民地帝国に限定され、帝国一般への対立とするには留保が要る。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "エメ・セゼール『植民地主義論』; フランツ・ファノン『黒い皮膚・白い仮面』"
    },
    {
      "id": "REL-0019",
      "type": "習合",
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      "from_name": "仏教",
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        {
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          "name": "東アジア"
        }
      ],
      "description": "宋代の道学は華厳・禅の存在論と修養論を摂取し、理気論・心性論という形而上学を備えた新しい儒教（朱子学）を形成した。排仏を掲げつつ仏教的枠組みを内在化した点に習合の特質がある。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "島田虔次『朱子学と陽明学』; 荒木見悟『仏教と儒教』; Wm.T.ドバリー『朱子学と自由の伝統』"
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    {
      "id": "REL-0020",
      "type": "習合",
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      "from_name": "一神教（アブラハム系）",
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      "to_name": "ヨルバ宗教（オリシャ信仰）",
      "era_display": "16〜19世紀",
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        {
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          "name": "大西洋世界"
        }
      ],
      "description": "大西洋奴隷貿易によって新大陸へ運ばれたオリシャ信仰が、カトリックの聖人崇敬と対応づけられ、カンドンブレ・サンテリア（ルクミ）等の複合宗教を形成した。仮面説と真正な融合説の解釈差はあるが、習合の事実自体は確立している。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "ロジェ・バスティド『ブラジルにおけるアフリカ系宗教』; J.ロラン・メイトリー『Black Atlantic Religion』"
    },
    {
      "id": "REL-0021",
      "type": "習合",
      "from_id": "NAR-0003",
      "from_name": "儒教",
      "to_id": "NAR-0009",
      "to_name": "日本の建国神話(記紀と万世一系)",
      "era_display": "17世紀〜1825年",
      "era_year": 1825,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0009",
          "name": "日本"
        }
      ],
      "description": "垂加神道および後期水戸学が、儒教の名分論・大義名分と記紀神話の皇統観を結合し、尊王を軸とする政治的正統性の物語を作り出した。幕末の政治運動の思想的基盤となった。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "会沢正志斎『新論』; 丸山眞男『日本政治思想史研究』; ボブ・T・ワカバヤシ『Anti-Foreignism and Western Learning in Early-Modern Japan』"
    },
    {
      "id": "REL-0022",
      "type": "習合",
      "from_id": "NAR-0002",
      "from_name": "仏教",
      "to_id": "NAR-0009",
      "to_name": "日本の建国神話(記紀と万世一系)",
      "era_display": "8〜12世紀",
      "era_year": 800,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0009",
          "name": "日本"
        }
      ],
      "description": "本地垂迹説により記紀の神々が仏・菩薩の権現と解され、皇祖神を含む神話体系が仏教的世界観に組み込まれた。習合の主対象は神祇信仰全般であり、建国神話に限定した記述には留保が要る。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "黒田俊雄『日本中世の国家と宗教』（顕密体制論）; 義江彰夫『神仏習合』"
    },
    {
      "id": "REL-0023",
      "type": "習合",
      "from_id": "NAR-0001",
      "from_name": "一神教（アブラハム系）",
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      "to_name": "ウブントゥ",
      "era_display": "1990年代",
      "era_year": 1994,
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        {
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          "name": "南部アフリカ"
        }
      ],
      "description": "キリスト教の和解・赦しの神学とウブントゥの共同体的人間観が結合し、南アフリカの民主化と真実和解委員会を支える公共的言説となった（成立地域は南アフリカで、本表のREG項目に該当なし）。ウブントゥの伝統的内容と神学的再解釈の距離については議論がある。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "マイケル・バトル『Reconciliation: The Ubuntu Theology of Desmond Tutu』; デズモンド・ツツ『No Future Without Forgiveness』"
    },
    {
      "id": "REL-0024",
      "type": "習合",
      "from_id": "NAR-0020",
      "from_name": "社会主義",
      "to_id": "NAR-0016",
      "to_name": "ネグリチュード",
      "era_display": "1950年代〜1960年代",
      "era_year": 1961,
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        {
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          "name": "西アフリカ"
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          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "サンゴールらはマルクス主義の疎外論・計画経済構想を受容しつつ、階級闘争と無神論を退けて共同体的伝統と黒人的感性を基礎に据える「アフリカ社会主義」を定式化した。マルクス主義側からは折衷との批判がある。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "L.S.サンゴール『アフリカの社会主義（Nation et voie africaine du socialisme）』; ゲイリー・ワイルダー『Freedom Time』"
    },
    {
      "id": "REL-0025",
      "type": "習合",
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      "from_name": "帝国",
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      "era_display": "18〜19世紀",
      "era_year": 1800,
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        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "探検・測量・博物学・統計・医学が帝国統治の道具として制度化され、同時に帝国が科学に資金・標本・実験場を供給する相互強化の複合が成立した。宗教的習合とは位相が異なる比喩的用法であり、種別の当てはめには判断が入る。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ハラリ『サピエンス全史』; ダニエル・R・ヘッドリク『帝国の手先』; バーナード・コーン『Colonialism and Its Forms of Knowledge』"
    },
    {
      "id": "REL-0026",
      "type": "輸入翻訳",
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      "from_name": "ナショナリズム",
      "to_id": "NAR-0009",
      "to_name": "日本の建国神話(記紀と万世一系)",
      "era_display": "1868年〜1890年",
      "era_year": 1889,
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        {
          "id": "REG-0009",
          "name": "日本"
        }
      ],
      "description": "明治国家が西欧の国民国家モデルと「ネイション」概念を受容し、記紀神話と万世一系を国家の起源譚として再編・制度化した（憲法・教育勅語・国家神道）。近世以来の言説の連続性を強調する説もあり、翻訳の度合いには幅がある。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "安丸良夫『近代天皇像の形成』; ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』（公定ナショナリズム）; 村上重良『国家神道』"
    },
    {
      "id": "REL-0027",
      "type": "輸入翻訳",
      "from_id": "NAR-0017",
      "from_name": "ナショナリズム",
      "to_id": "NAR-0012",
      "to_name": "ナイジェリア国民統合の物語",
      "era_display": "1914年〜1960年",
      "era_year": 1960,
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        {
          "id": "REG-0006",
          "name": "西アフリカ"
        }
      ],
      "description": "植民地行政が画定した境界を所与として、ヨーロッパ由来の国民国家モデルが受容され、多民族・多宗教を包摂する「一つのナイジェリア」という統合物語へ翻案された。地域主義との緊張は独立後も持続し、翻訳の完成度については評価が分かれる。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』; トヨイン・ファロラ＆マシュー・ヒートン『A History of Nigeria』; チヌア・アチェベ『There Was a Country』"
    },
    {
      "id": "REL-0028",
      "type": "派生",
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      "from_name": "ゾロアスター教",
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      "to_name": "ユダヤ教",
      "era_display": "前6世紀〜前4世紀",
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        {
          "id": "REG-0003",
          "name": "イラン高原"
        },
        {
          "id": "REG-0001",
          "name": "メソポタミア"
        }
      ],
      "description": "アケメネス朝支配下での接触を通じて、善と悪の宇宙的対立、審判、死者の復活、救済者の到来といった主題がユダヤ教の終末論的言説に取り込まれたとする系譜。ここでの「派生」はユダヤ教の起源ではなく思想的影響の水準を指す。影響の方向と規模には根強い異論があり確度はB。なお多段派生のショートカット禁止規則により、ゾロアスター教からキリスト教・イスラームへの直接のエッジは張らない。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "メアリー・ボイス『ゾロアスター教』; シャウル・シェイクド『From Zoroastrian Iran to Islam』; ジョン・J・コリンズ『The Apocalyptic Imagination』"
    },
    {
      "id": "REL-0029",
      "type": "派生",
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      "from_name": "ユダヤ教",
      "to_id": "NAR-0027",
      "to_name": "キリスト教",
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        {
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          "name": "地中海世界"
        }
      ],
      "description": "第二神殿期ユダヤ教内部のメシア運動として始まった集団が、律法遵守と異邦人の受け入れをめぐる論争を経て別個の宗教共同体として分立した。分離を1世紀の出来事とみるか2〜4世紀の漸進的過程とみるか（「道の分かれ」論争）については議論があるが、系譜そのものは学術的に確立している。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "E.P.サンダース『イエスとユダヤ教』; ジェイムズ・D.G.ダン『The Partings of the Ways』; ダニエル・ボヤーリン『Border Lines』"
    },
    {
      "id": "REL-0030",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0027",
      "from_name": "キリスト教",
      "to_id": "NAR-0028",
      "to_name": "イスラーム",
      "era_display": "7世紀",
      "era_year": 610,
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        {
          "id": "REG-0002",
          "name": "地中海世界"
        }
      ],
      "description": "後期古代のアラビア半島とその周辺にはユダヤ教・キリスト教の共同体と聖書的物語群が広く流通しており、クルアーンはこれらの人物や主題を共有しつつ独自の啓示理解を提示した。イスラーム側の自己理解では派生ではなく本来の一神教の回復とされるため、ここでの「派生」は共通の宗教的環境からの歴史的連続性を指すにとどまり確度はB。系譜はユダヤ教→キリスト教→イスラームの順で記述し、ショートカット禁止規則によりユダヤ教→イスラームの直接エッジは張らない（ユダヤ教側からの独立した影響が大きい点は留保として記す）。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "アンジェリカ・ノイヴィルト『Der Koran als Text der Spätantike』; フレッド・ドナー『Muhammad and the Believers』; シドニー・グリフィス『The Bible in Arabic』"
    },
    {
      "id": "REL-0031",
      "type": "派生",
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      "from_name": "キリスト教",
      "to_id": "NAR-0034",
      "to_name": "プロテスタンティズム",
      "era_display": "1517年〜1648年",
      "era_year": 1517,
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        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "贖宥をめぐる論争を契機に、聖書のみ・信仰のみ・万人祭司を掲げる諸教会がローマ教会から分立した。印刷術による論争文書の流通と領邦君主の政治的支持が分立を不可逆にし、アウクスブルクの和議とウェストファリア条約で法的に定着した。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "ディアメイド・マカロック『宗教改革』; ハイコ・A・オーバーマン『ルター』; エリザベス・アイゼンステイン『印刷革命』"
    },
    {
      "id": "REL-0032",
      "type": "派生",
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      "to_name": "資本主義",
      "era_display": "16〜17世紀（学説提示は1904年）",
      "era_year": 1600,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "禁欲的プロテスタンティズムの召命観と予定説が、利潤の体系的追求と再投資を宗教的に正統化する心性を生んだとするウェーバー・テーゼ。既存のREL-0006は同一の学説を一神教（アブラハム系）という上位概念の水準で記述したものであり、本エッジはこれをより正確な系譜へ張り替えたものである。REL-0006はアンブレラ概念レベルの記述として残るが、両者は同じ主張を指すため独立した二つの因果として数えないこと。経済史側からの反証も多く確度はB。なおウェーバー・テーゼが対象とするのは長期の商業的拡大一般ではなく、禁欲的プロテスタンティズム以後に確立した近代資本主義の心性であり、NAR-0018 の代表年は常設の資本市場と株式会社形態が成立した17世紀初頭に置いている（ブローデルの「長い16世紀」を起点とする見方では前倒しとなる）。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』; R.H.トーニー『宗教と資本主義の興隆』; フェルナン・ブローデル『物質文明・経済・資本主義』（批判側）"
    },
    {
      "id": "REL-0033",
      "type": "派生",
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      "from_name": "プロテスタンティズム",
      "to_id": "NAR-0010",
      "to_name": "マニフェスト・デスティニー",
      "era_display": "1630年〜1845年",
      "era_year": 1845,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0010",
          "name": "アメリカ合衆国"
        }
      ],
      "description": "ピューリタンの選民・契約・「丘の上の町」の摂理史観が、大陸拡張を神意とする世俗的使命の物語へ転換された。既存のREL-0007は同じ系譜を一神教（アブラハム系）の水準で記述しており、本エッジはその具体化にあたる（重複ではなく上位・下位の関係）。宗教的要素と地政学的・経済的動機の比重については解釈が分かれる。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "アンダース・ステファンソン『マニフェスト・デスティニー』; ペリー・ミラー『Errand into the Wilderness』; サクヴァン・バーコヴィッチ『The American Jeremiad』"
    },
    {
      "id": "REL-0034",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0026",
      "from_name": "ユダヤ教",
      "to_id": "NAR-0037",
      "to_name": "イスラエル建国の物語（シオニズム）",
      "era_display": "1882年〜1897年",
      "era_year": 1897,
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        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "シオンへの帰還という宗教的希求と典礼上の記憶が、近代の民族自決の枠組みへ翻案されたとする系譜。政治的シオニズムの主導層の多くは世俗的立場をとり、他方で正統派の一部は人為的な帰還を宗教的理由から否認したため、宗教からの単線的な派生とはいえず確度はB。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "シュロモー・アヴィネリ『The Making of Modern Zionism』; ヤコブ・カッツ『Jewish Emancipation and Self-Emancipation』; アニタ・シャピラ『Israel: A History』"
    },
    {
      "id": "REL-0035",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0029",
      "from_name": "ヒンドゥー教",
      "to_id": "NAR-0002",
      "to_name": "仏教",
      "era_display": "前5世紀頃",
      "era_year": -450,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0004",
          "name": "インド亜大陸"
        }
      ],
      "description": "業・輪廻・解脱という共通の問題設定はヴェーダからウパニシャッドに至る宗教的環境で形成され、仏教はそこから出家沙門の運動として分岐した。ただし当時「ヒンドゥー教」という統一体は存在せず、仏教はバラモン的祭祀と権威を批判する立場から出発したため、本エッジは後代の統一体を親とする主張ではなく、共通の宗教的地層からの分岐という水準の記述である。沙門的実践の起源をヴェーダ文化圏の外部（大マガダ）に求め、この系譜づけ自体を退けるブロンクホルストらの異説がある。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "リチャード・ゴンブリッチ『How Buddhism Began』; ヨハネス・ブロンクホルスト『Greater Magadha』; 中村元『インド思想史』"
    },
    {
      "id": "REL-0036",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0009",
      "from_name": "日本の建国神話(記紀と万世一系)",
      "to_id": "NAR-0030",
      "to_name": "神道",
      "era_display": "13世紀〜18世紀",
      "era_year": 1300,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0009",
          "name": "日本"
        }
      ],
      "description": "記紀に文字化された神話が、中世の伊勢神道・両部神道の教説、近世の垂加神道および国学に基づく復古神道を通じて、体系的な教説としての神道へ再構成された。他方で在地の神祇祭祀は記紀に先行するため、両者の先後関係は層により逆転する。「神道」を古代からの連続体とみなす立場と中世成立とみる立場の対立を反映して確度はB。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "黒田俊雄「神道の語義と歴史的性格」; 伊藤聡『神道とは何か』; マーク・テーウェン＆ファビオ・ランベッリ編『Buddhas and Kami in Japan』"
    },
    {
      "id": "REL-0037",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0019",
      "from_name": "民主主義",
      "to_id": "NAR-0038",
      "to_name": "フランス共和国の物語（自由・平等・友愛）",
      "era_display": "1789年〜1880年代",
      "era_year": 1789,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "人民主権と代議制の理念が、革命と第三共和政の制度化を通じて「自由・平等・友愛」を掲げる固有の国家叙述へ結実した。因果の向きについては、フランス革命こそが近代民主主義の物語を作ったとする逆方向の説明も有力であり、既存のREL-0009（ナショナリズム→民主主義）とあわせて三者の先後は争われている。ショートカット禁止規則により、ナショナリズムからフランス共和国の物語への直接の派生エッジは張らない。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "フランソワ・フュレ『フランス革命を考える』; モナ・オズーフ『革命祭典』; ピエール・ロザンヴァロン『Le sacre du citoyen』"
    },
    {
      "id": "REL-0038",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0034",
      "from_name": "プロテスタンティズム",
      "to_id": "NAR-0019",
      "to_name": "民主主義",
      "era_display": "17〜19世紀（数値は英国革命期を暫定値とする）",
      "era_year": 1640,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        },
        {
          "id": "REG-0010",
          "name": "アメリカ合衆国"
        }
      ],
      "description": "会衆制教会の合議的統治、契約神学、良心の自由の要求が、代表制と権利保障の観念の形成に寄与したとする系譜。本エッジは複数ある流れのうち一つの寄与関係を記録するものであり、排他的な親子関係の主張ではない。世俗的共和主義（市民的人文主義）の系譜を重視する説明や、宗教改革がルター派の領邦教会制のように権威主義的統治とも結びついた事例を挙げる反証があり、因果の強さについては学説が分かれる。本エッジは、資本主義→リベラリズム→民主主義という経路とは独立に、会衆制教会における合議と選挙による教役者選任、および契約神学という固有の機構を主張するものであり、リレーション記法補則v1.1により多段派生のショートカット禁止の対象外として維持する。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "マイケル・ウォルツァー『聖徒の革命』; ロバート・D・ウッドベリー「The Missionary Roots of Liberal Democracy」(2012); アレクシ・ド・トクヴィル『アメリカのデモクラシー』"
    },
    {
      "id": "REL-0039",
      "type": "習合",
      "from_id": "NAR-0004",
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        {
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          "name": "カリブ海域"
        }
      ],
      "description": "キューバへ連行されたヨルバ語圏（ルクミ）の人々の神格体系・占術・入信儀礼が、サンテリアの中核をなす層として再構成された。ヨルバ宗教とキリスト教（カトリック）のn対1の習合を、指針に従いn本のエッジへ分解したうちの1本目にあたる。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "J.ロラン・メイトリー『Black Atlantic Religion』; ジョージ・ブランドン『Santeria from Africa to the New World』; デイヴィッド・H・ブラウン『Santería Enthroned』"
    },
    {
      "id": "REL-0040",
      "type": "習合",
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      "to_name": "サンテリア",
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      "era_year": 1800,
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        {
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          "name": "カリブ海域"
        }
      ],
      "description": "カトリックの聖人崇敬・暦・秘蹟の枠組みがオリシャと対応づけられ、サンテリアの儀礼構造と語彙に組み込まれた。既存のREL-0020は同じ過程を一神教（アブラハム系）とヨルバ宗教という上位水準で一括して記述しており、本エッジおよびREL-0039、REL-0041〜0044はその具体化にあたる。対応づけを迫害下の擬装とみるか真正な融合とみるかで解釈が分かれる。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "ロジェ・バスティド『ブラジルにおけるアフリカ系宗教』; J.ロラン・メイトリー『Black Atlantic Religion』; デイヴィッド・H・ブラウン『Santería Enthroned』"
    },
    {
      "id": "REL-0041",
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        }
      ],
      "description": "バイーアのケトゥ系テレイロにおいて、ヨルバ（ナゴー）の神格体系と入信儀礼が中核として再編された。フォン系（ジェジェ）およびバントゥ系（アンゴラ）の伝統も並行して寄与しているが、本表に対応するエンティティがないためエッジは張らず、この記述で補う。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "ロジェ・バスティド『Le candomblé de Bahia』; ピエール・ヴェルジェ『Orixás』; J.ロラン・メイトリー『Black Atlantic Religion』"
    },
    {
      "id": "REL-0042",
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      "to_name": "カンドンブレ",
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      "era_year": 1830,
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        {
          "id": "REG-0007",
          "name": "大西洋世界"
        }
      ],
      "description": "カトリックの聖人暦・図像・兄弟会（イルマンダーデ）の組織が、テレイロの祝祭暦と神格の対応づけの枠組みとして用いられた。20世紀後半にはカトリック的要素を除去しようとする「再アフリカ化」の運動も現れており、習合の度合いは時期と教団により異なる。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "ロジェ・バスティド『ブラジルにおけるアフリカ系宗教』; ステファニア・カポネ『Searching for Africa in Brazil』; ピエール・ヴェルジェ『Orixás』"
    },
    {
      "id": "REL-0043",
      "type": "習合",
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        {
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        }
      ],
      "description": "カトリックの聖人図像・祈祷文・洗礼がロア（精霊）の体系と重ね合わされ、ヴードゥーの儀礼言語の一部となった。ハイチでは自らをカトリック信徒と認識しつつヴードゥーを実践する併行が一般的であり、両者は排他的な選択肢としては機能してこなかった。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "アルフレッド・メトロー『Le vaudou haïtien』; カレン・マッカーシー・ブラウン『Mama Lola』; レスリー・G・デマングル『The Faces of the Gods』"
    },
    {
      "id": "REL-0044",
      "type": "習合",
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      "to_id": "NAR-0033",
      "to_name": "ハイチのヴードゥー",
      "era_display": "18〜19世紀",
      "era_year": 1750,
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        {
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          "name": "カリブ海域"
        }
      ],
      "description": "ナゴー（ヨルバ系）に由来するロアやリズムがラダ儀礼の一部を構成している。ただしハイチのヴードゥーの主要な基層はフォン・エウェ系（ダホメ）およびコンゴ系であり、本表にこれらのエンティティがないためヨルバ系の寄与は部分的である旨をここに明記し、確度はBとした。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "アルフレッド・メトロー『Le vaudou haïtien』; ロバート・ファリス・トンプソン『Flash of the Spirit』; ジョン・K・ソーントン『Africa and Africans in the Making of the Atlantic World』"
    },
    {
      "id": "REL-0045",
      "type": "習合",
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          "name": "日本"
        }
      ],
      "description": "神仏習合により神々は仏・菩薩の垂迹あるいは護法善神として位置づけられ、神宮寺、宮曼荼羅、両部神道といった複合的な制度と教説が形成された。既存のREL-0022は同じ過程を建国神話（記紀の神話体系）に限定して記述したものであり、本エッジは神祇信仰全般を対象とするより広い水準にあたる（矛盾ではなく包含関係）。1868年の神仏分離令により制度としては解体された。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "黒田俊雄『日本中世の国家と宗教』; 義江彰夫『神仏習合』; マーク・テーウェン＆ファビオ・ランベッリ編『Buddhas and Kami in Japan』"
    },
    {
      "id": "REL-0046",
      "type": "習合",
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          "name": "東アジア"
        }
      ],
      "description": "三教合一の潮流のもとで、道教の教団は儒教の倫理規範（忠孝、功過格による善行の計量）を戒律体系に取り込み、全真教などは三教の一致を明示的に綱領に掲げた。逆方向の影響（宋明理学への道教的宇宙論の寄与）も無視できず、方向を一方に固定することには無理があるため確度はB。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "吉岡義豊『道教と仏教』; 酒井忠夫『中国善書の研究』; リヴィア・コーン編『Daoism Handbook』"
    },
    {
      "id": "REL-0047",
      "type": "習合",
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          "name": "東アジア"
        }
      ],
      "description": "道教は仏教から経典編纂の形式、戒律、地獄や輪廻を含む宇宙論と救済論の語彙を摂取し、霊宝経群などに反映させた。他方で老子化胡説をめぐる論争や国家の場での仏道論争といった競合も並存したため、競合を伴う相互摂取として理解される（確度B）。既存のREL-0019は仏教と儒教の宋代における習合であり、対象の組が異なるため重複しない。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "吉岡義豊『道教と仏教』; エリック・チュルヒャー「Buddhist Influence on Early Taoism」; 神塚淑子『六朝道教思想の研究』"
    },
    {
      "id": "REL-0048",
      "type": "習合",
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      "era_display": "4〜6世紀",
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          "name": "地中海世界"
        }
      ],
      "description": "エウセビオス以降の摂理史観がローマの普遍支配を神の計画のうちに位置づけ、建国以来の「永遠のローマ」という自己叙述がキリスト教的な救済史へ組み込まれた。ウェルギリウス的な使命の観念とキリスト教的終末観の接合は、中世の「ローマの継承」言説にも引き継がれた。アウグスティヌスのように地上の国と神の国の同一視を退ける有力な立場もあり確度はB。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "エウセビオス『コンスタンティヌスの生涯』; アウグスティヌス『神の国』（批判側）; ピーター・ブラウン『古代末期の世界』"
    },
    {
      "id": "REL-0049",
      "type": "習合",
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      "to_name": "檀君神話と韓民族の物語",
      "era_display": "13世紀",
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        {
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          "name": "東アジア"
        }
      ],
      "description": "檀君伝承を伝える現存最古の文献『三国遺事』は僧一然の編纂であり、天帝を「桓因（帝釈天）」と注記するなど仏教的語彙による枠づけがなされている。伝承そのものの起源は文献の成立より古いと考えられるため、習合は記録と解釈の層に限定される（確度B）。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "一然『三国遺事』; 井上秀雄『古代朝鮮』; ジョン・ヨルゲンセン「Who Was the Author of the Tan'gun Myth?」"
    },
    {
      "id": "REL-0050",
      "type": "対立",
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      "to_name": "トルコ共和国の物語（ケマリズム）",
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      "era_year": 1923,
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        {
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          "name": "アナトリア"
        }
      ],
      "description": "王朝的・宗教的正統性に基づくオスマン帝国の支配秩序に対し、ケマリズムは国民主権と単一不可分の共和国という原理を対置し、スルタン制（1922年）とカリフ制（1924年）を廃止した。対立の射程はオスマン朝という具体的な帝国秩序であり、帝国一般やイスラームへの対立として一般化するには留保が要る（成立地域はアナトリアで、本表のREG項目に該当なし）。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "エリック＝ヤン・チュルヒャー『Turkey: A Modern History』; M.シュクリュ・ハーニオール『Atatürk: An Intellectual Biography』; バーナード・ルイス『The Emergence of Modern Turkey』"
    },
    {
      "id": "REL-0051",
      "type": "対立",
      "from_id": "NAR-0009",
      "from_name": "日本の建国神話(記紀と万世一系)",
      "to_id": "NAR-0040",
      "to_name": "檀君神話と韓民族の物語",
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        {
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          "name": "東アジア"
        }
      ],
      "description": "植民地期には日本と朝鮮の起源を同一の系譜に置く歴史叙述（日鮮同祖論）が公教育で用いられ、これに対し申采浩らは檀君を起点とする独自の民族史を対置した。二つの建国物語は起源の系譜をめぐって相互排他的な主張をなす。いずれも近代国家の自己叙述として構築されたものであり、史料批判の水準とは区別して扱う必要がある（確度B）。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "申采浩『朝鮮上古史』; アンドレ・シュミット『Korea Between Empires』; 小熊英二『単一民族神話の起源』"
    },
    {
      "id": "REL-0052",
      "type": "輸入翻訳",
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      "from_name": "ナショナリズム",
      "to_id": "NAR-0037",
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        {
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          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "中東欧で高揚した民族自決型ナショナリズムの語彙と組織形式（民族会議、機関紙、移民支援組織）が、ユダヤ人の集団的自決の構想として受容・翻案された。ヘルツルらは同時代のヨーロッパ諸民族の運動を明示的に参照している。発生地の中東欧に該当するREG項目が本表にないため西ヨーロッパを参照した。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "シュロモー・アヴィネリ『The Making of Modern Zionism』; ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』; デレク・ペンズラー『Zionism: An Emotional State』"
    },
    {
      "id": "REL-0053",
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        {
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          "name": "アナトリア"
        }
      ],
      "description": "青年トルコ革命以降に受容されたヨーロッパ由来の国民概念が、オスマン的な多宗教・多言語の臣民秩序に代えて、領域と言語を基準とするトルコ国民の物語として制度化された。国語改革、歴史教育、国勢調査を通じた大衆化はヨーロッパのモデルの翻案にあたる（成立地域はアナトリアで、本表のREG項目に該当なし）。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "エリック＝ヤン・チュルヒャー『Turkey: A Modern History』; ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』; M.シュクリュ・ハーニオール『The Young Turks in Opposition』"
    },
    {
      "id": "REL-0054",
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        {
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          "name": "アナトリア"
        }
      ],
      "description": "第三共和政の共和主義とライシテのモデルが、共和国の不可分性、教育の世俗化、宗教の公的領域からの分離（ライクリキ）として翻案された。ただしトルコの世俗主義は国家が宗教行政を管掌する点でフランス型の分離とは構造が異なり、翻訳に大きな変形が伴うため確度はB（成立地域はアナトリアで、本表のREG項目に該当なし）。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "エリック＝ヤン・チュルヒャー『Turkey: A Modern History』; アフメト・T・クル『Secularism and State Policies toward Religion』; ニールファー・ゴーレ『The Forbidden Modern』"
    },
    {
      "id": "REL-0055",
      "type": "輸入翻訳",
      "from_id": "NAR-0017",
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        {
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          "name": "東アジア"
        }
      ],
      "description": "ヨーロッパ由来の民族＝国民概念と民族史の叙述形式が受容され、文献に伝わる檀君伝承が「韓民族」の単一の始祖として再文脈化された。申采浩の史論、大倧教の運動、近代教科書の編纂がその媒体となった。伝承の存在自体は前近代に遡るため、翻訳の対象は伝承そのものではなく近代的な民族史の枠組みである。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "アンドレ・シュミット『Korea Between Empires』; 申采浩『読史新論』; ヘンリー・H・エム『The Great Enterprise』"
    },
    {
      "id": "REL-0056",
      "type": "対立",
      "from_id": "NAR-0027",
      "from_name": "キリスト教",
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      "to_name": "フランス共和国の物語（自由・平等・友愛）",
      "era_display": "1789年〜1905年",
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        {
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          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "教育、戸籍、公的儀礼における教会の役割をめぐり、革命期の聖職者民事基本法から1905年の政教分離法に至る対立が展開した。対立の当事者は主にフランスのカトリック教会であり、キリスト教一般との対立に一般化することはできない。20世紀後半以降、制度をめぐる正面対立は沈静化している。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ジャン・ボベロ『政教分離の歴史』; ルネ・レモン『L'anticléricalisme en France』; モーリス・アギュロン『La République』"
    },
    {
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        {
          "id": "REG-0001",
          "name": "メソポタミア"
        }
      ],
      "description": "王の裁定と債務・所有の記録が文字により固定されたことで、事案ごとの裁きから、参照可能な条文の集合として提示される法の物語が成立した。書かれない慣習法は文字以前から存在するため、派生が主張されるのは成文法という形式の水準に限られる。新設のREL-0192（貨幣→法）により文字→貨幣→法という経路が生じるが、本エッジは規則の固定と公示という形式面の機構を主張するものであり、賠償額の通約という貨幣側の機構とは独立であるため、記法補則v1.1により維持する。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ジャック・グディ『The Logic of Writing and the Organization of Society』; マーサ・ロス『Law Collections from Mesopotamia and Asia Minor』; ジャン・ボテロ『メソポタミア——文字・理性・神々』"
    },
    {
      "id": "REL-0058",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0041",
      "from_name": "文字",
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      "to_name": "帝国",
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        {
          "id": "REG-0001",
          "name": "メソポタミア"
        }
      ],
      "description": "徴税台帳、命令文書、度量衡の記録により、統治者の直接の面前を越えて指令と徴収を反復する行政が可能となり、広域支配を正統化する物語＝帝国の運用条件が整った。既存のREL-0004（農業革命→帝国）とは別系統の条件を示すものであり、いずれか一方を単独の原因とする主張ではない。新設のREL-0191（貨幣→帝国）により文字→貨幣→帝国という経路が生じるが、本エッジは記録と命令の遠隔反復という、計量尺度とは別の機構を主張するため、記法補則v1.1により維持する。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ハロルド・イニス『Empire and Communications』; ジェームズ・C・スコット『反穀物の人類史』; ジャック・グディ『The Domestication of the Savage Mind』"
    },
    {
      "id": "REL-0059",
      "type": "派生",
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      "from_name": "文字",
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        {
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          "name": "メソポタミア"
        }
      ],
      "description": "粘土製トークンと印影から発展した記録体系が、穀物・銀を単位とする債務と価格の記帳を可能にし、計算貨幣としての価値尺度の物語を支えた。文字と計数のいずれが先行するかについては議論があり、両者を同一過程の二側面とみなす説もあるため確度はB。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "デニス・シュマント＝ベッセラ『Before Writing』; デヴィッド・グレーバー『負債論』; ジャン・ボテロ『メソポタミア——文字・理性・神々』"
    },
    {
      "id": "REL-0060",
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      "era_year": 1602,
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        {
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          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "団体それ自体を権利義務の主体とみなす法人格の法理が、都市・大学・修道会に適用された中世法学のなかで整備され、勅許会社と近代の会社法へ継承された。法人格の観念をローマ法に遡らせる説と中世教会法に求める説があり、連続性の評価に幅があるため確度はB。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "オットー・フォン・ギールケ『Das deutsche Genossenschaftsrecht』; ハロルド・J・バーマン『法と革命』; ジョン・ミックルスウェイト＆エイドリアン・ウールドリッジ『The Company』"
    },
    {
      "id": "REL-0061",
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      "to_name": "会社（法人）",
      "era_display": "1602年〜19世紀",
      "era_year": 1602,
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        {
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          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "遠隔地交易の資金調達と危険分散の必要が、譲渡可能な株式・永続的資本・有限責任という組織形式を要請し、資本蓄積の物語を担う制度的な器として会社が定型化された。勅許会社は交戦・条約・徴税といった主権的権能を伴う点で近代企業と性格が異なり、連続性の評価には留保が要るため確度はB。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "フェルナン・ブローデル『物質文明・経済・資本主義』; ロン・ハリス『Going the Distance』; フィリップ・スターン『The Company-State』"
    },
    {
      "id": "REL-0062",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0018",
      "from_name": "資本主義",
      "to_id": "NAR-0044",
      "to_name": "リベラリズム",
      "era_display": "17世紀〜19世紀（数値は『国富論』刊行年を象徴的な暫定値とする）",
      "era_year": 1776,
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        {
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          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "市場交換と私的所有を軸とする社会編成が、所有的個人主義と経済的自由を中心概念とする政治的言説を生んだとする系譜（マクファーソン）。逆に、自由主義的な権利論と法制度こそが市場秩序の条件を整えたとする説明（ポランニー以降の議論）も有力であり、本エッジは相互構成的な関係のうち一方向を暫定的に記録したものである。因果の向きについては学説が分かれる。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "C.B.マクファーソン『所有的個人主義の政治理論』; カール・ポランニー『大転換』（批判側）; アダム・スミス『国富論』"
    },
    {
      "id": "REL-0063",
      "type": "派生",
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      "to_id": "NAR-0019",
      "to_name": "民主主義",
      "era_display": "19世紀",
      "era_year": 1832,
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        {
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          "name": "西ヨーロッパ"
        },
        {
          "id": "REG-0010",
          "name": "アメリカ合衆国"
        }
      ],
      "description": "権利保障・立憲主義・代表制という枠組みが、選挙権の段階的な拡大を通じて大衆的な民主主義と結合し、20世紀の「自由民主主義」という複合形態を成立させた。19世紀の自由主義者の多くは制限選挙を支持しており、両者は当初対立的でもあったため、派生の主張は制度枠組みの水準に限られる。REL-0190（アテナイの民主政→民主主義）が途絶した古代モデルの再発見という経路を記録するのに対し、本エッジは近代民主主義に制度枠組みを供給した同時代の系譜を記録するものであり、両者は複数系譜の合流として理解される。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ノルベルト・ボッビオ『自由主義と民主主義』; ジョン・ダン『Setting the People Free』; ピエール・ロザンヴァロン『Le sacre du citoyen』"
    },
    {
      "id": "REL-0064",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0017",
      "from_name": "ナショナリズム",
      "to_id": "NAR-0045",
      "to_name": "ファシズム",
      "era_display": "1919年〜1922年",
      "era_year": 1919,
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        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "国民を有機的な統一体とみなす言説が、第一次世界大戦の動員経験と戦後の危機のなかで、国民の再生・敵の排除・指導者への権威集中を掲げる運動の枠組みへ再編された。革命的サンディカリズム由来の要素を重視する説（ステルンヘル）と、民族主義的右派の系譜を重視する説（パクストン）があり、起源の比重は学説上の争点である。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ロバート・O・パクストン『ファシズムの解剖学』; ゼエヴ・ステルンヘル『The Birth of Fascist Ideology』; ロジャー・グリフィン『The Nature of Fascism』"
    },
    {
      "id": "REL-0065",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0020",
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      "to_id": "NAR-0046",
      "to_name": "アナキズム",
      "era_display": "1840年〜1872年",
      "era_year": 1864,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "生産手段の社会的所有という綱領を共有しつつ、移行期における国家権力の掌握を否定する潮流として分岐した。第一インターナショナルにおけるマルクス派とバクーニン派の対立が1872年の分裂として制度的に確定した。プルードンの著作は同時代の社会主義諸潮流と並行して成立しており単線的な派生とはいえないため確度はB。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ジョージ・ウドコック『アナキズム』; ジェイムズ・ジョル『The Anarchists』; ダニエル・ゲラン『現代のアナキズム』"
    },
    {
      "id": "REL-0066",
      "type": "対立",
      "from_id": "NAR-0044",
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      "to_name": "ファシズム",
      "era_display": "1922年〜1945年",
      "era_year": 1933,
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        {
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          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "個人の権利、多元的な代表、権力の抑制を掲げる物語と、国民的統一体への同化と指導者原理を掲げる物語の正面対立。ファシズム側は議会制と個人主義を明示的な批判対象として綱領に掲げ、体制下では複数政党制および報道・結社の自由が停止された。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "ロバート・O・パクストン『ファシズムの解剖学』; エミリオ・ジェンティーレ『The Sacralization of Politics in Fascist Italy』; ハンナ・アーレント『全体主義の起原』"
    },
    {
      "id": "REL-0067",
      "type": "対立",
      "from_id": "NAR-0045",
      "from_name": "ファシズム",
      "to_id": "NAR-0020",
      "to_name": "社会主義",
      "era_display": "1919年〜1945年",
      "era_year": 1926,
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        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "階級を帰属の第一義とし国際的連帯を掲げる物語と、階級対立を国民的統一のうちに解消すると主張する物語の対立。イタリア・ドイツでは社会主義および共産主義の政党と労働組合が体制成立の過程で解散させられ、対立は制度的に決着した。運動の一部が革命的サンディカリズムに起源をもつ点は、この対立の記述と両立する事実として留保される。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "ロバート・O・パクストン『ファシズムの解剖学』; ゼエヴ・ステルンヘル『The Birth of Fascist Ideology』; エリック・ホブズボーム『極端な時代』"
    },
    {
      "id": "REL-0068",
      "type": "対立",
      "from_id": "NAR-0046",
      "from_name": "アナキズム",
      "to_id": "NAR-0017",
      "to_name": "ナショナリズム",
      "era_display": "1870年代〜1930年代",
      "era_year": 1900,
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        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "国家という強制装置とその正統化を拒否する物語と、国民国家を帰属と主権の単位とする物語の対立。アナキズム系の組織は徴兵と国境を批判し、国際的な労働者の連帯を対置した。ただし反植民地闘争ではアナキストが民族解放運動と共闘した事例もあり、対立は綱領の水準に限定されるため確度はB。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ベネディクト・アンダーソン『三つの旗のもとに』; ジェイムズ・ジョル『The Anarchists』; ピョートル・クロポトキン『相互扶助論』"
    },
    {
      "id": "REL-0069",
      "type": "対立",
      "from_id": "NAR-0047",
      "from_name": "保守主義",
      "to_id": "NAR-0038",
      "to_name": "フランス共和国の物語（自由・平等・友愛）",
      "era_display": "1790年〜19世紀",
      "era_year": 1790,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "抽象的原理に基づく社会の再設計を退け、歴史的に蓄積された慣習・団体・時効的な権利の優位を説く物語と、普遍的な人権と国民主権に基づいて制度を作り直す物語の対立。バークの1790年の著作がこの対立を定式化し、19世紀ヨーロッパの主要な政治対立軸となった。対立の直接の対象は革命期および第三共和政の共和主義であり、共和政一般への対立に一般化するには留保が要る。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "エドマンド・バーク『フランス革命の省察』; ジョゼフ・ド・メーストル『フランスについての考察』; カール・マンハイム「保守主義的思考」"
    },
    {
      "id": "REL-0070",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0047",
      "from_name": "保守主義",
      "to_id": "NAR-0049",
      "to_name": "ユーラシア主義",
      "era_display": "1830年代〜1921年",
      "era_year": 1921,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "普遍的な近代化の経路を否定し、有機的に形成された共同体と固有の歴史的伝統に価値を置くロマン主義的保守の枠組みが、ロシアの位置づけをめぐる議論に取り込まれ、ユーラシアという文明単位の構想へ再編された。直接の媒介はスラヴ派とダニレフスキーの文明類型論であり、いずれも本表に独立項目がないため、本エッジは媒介項を省いた間接的な系譜の記述である（媒介項のNAR新設が今後の課題）。成立地域はNAR-0049と同じく、亡命先を含む西ヨーロッパを暫定的に参照している。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ニコライ・ダニレフスキー『ロシアとヨーロッパ』; マルレーヌ・ラリュエル『Russian Eurasianism: An Ideology of Empire』; アンジェイ・ワリツキ『The Slavophile Controversy』"
    },
    {
      "id": "REL-0071",
      "type": "輸入翻訳",
      "from_id": "NAR-0017",
      "from_name": "ナショナリズム",
      "to_id": "NAR-0049",
      "to_name": "ユーラシア主義",
      "era_display": "1921年〜1930年代",
      "era_year": 1921,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "言語・民族・領域を単位とするヨーロッパ由来の国民概念と民族史の叙述形式が受容されたうえで、帰属の単位を単一民族ではなく多民族を包含する「ユーラシア」文明へ置き換える形で再文脈化された。ヨーロッパ的近代の否定を掲げながらその概念装置を用いる点に、翻訳としての性格が現れている。この位置づけは研究側の分析（ラリュエル）であり、西欧思想からの断絶を主張する運動自身の自己記述とは対立する。成立地域はNAR-0049と同じく、亡命先（ソフィア、プラハ、ベルリン、パリ）を含む西ヨーロッパを暫定的に参照している。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "マルレーヌ・ラリュエル『Russian Eurasianism』; ニコライ・トルベツコイ『ヨーロッパと人類』; マーク・バシン他編『Between Europe and Asia』"
    },
    {
      "id": "REL-0072",
      "type": "対立",
      "from_id": "NAR-0044",
      "from_name": "リベラリズム",
      "to_id": "NAR-0049",
      "to_name": "ユーラシア主義",
      "era_display": "1920年代／1990年代以降（数値は再興期の暫定値）",
      "era_year": 1993,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0014",
          "name": "ロシア・ユーラシア"
        }
      ],
      "description": "個人の権利と普遍的な制度形式を基準とする物語に対し、文明ごとに固有の価値と統治形式があるとして普遍性の主張そのものを退ける物語の対立。1990年代以降の再興期には、国際秩序の単極性と多極性をめぐる論争として定式化された。1920年代の学術運動と現代の政治的言説を同一の主体として扱うことには学説上の留保があるが、これはNAR-0049が同じ留保のもとで採用している括り方に従うものである。成立地域はロシアで、本表のREG項目に該当がないため空欄とする。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "マルレーヌ・ラリュエル『Russian Eurasianism』; アレクサンドル・ドゥーギン『地政学の基礎』（当事者側）; チャールズ・クローヴァー『Black Wind, White Snow』"
    },
    {
      "id": "REL-0074",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0050",
      "from_name": "パン・アフリカニズム",
      "to_id": "NAR-0016",
      "to_name": "ネグリチュード",
      "era_display": "1920年代〜1930年代",
      "era_year": 1935,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        },
        {
          "id": "REG-0007",
          "name": "大西洋世界"
        }
      ],
      "description": "ディアスポラ知識人によるパン・アフリカ会議とハーレム・ルネサンスの言説が、パリに学ぶカリブ海・西アフリカ出身の学生に受容され、黒人性を積極的価値として定式化する文芸運動へ展開した。ネグリチュードは文学的・存在論的な主題を中心とし、大陸統一という政治的綱領とは重点が異なるため、派生の主張は言説環境の水準にとどまり確度はB。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "W.E.B.デュボイス『黒人のたましい』; ブレント・ヘイズ・エドワーズ『The Practice of Diaspora』; ゲイリー・ワイルダー『The French Imperial Nation-State』"
    },
    {
      "id": "REL-0075",
      "type": "対立",
      "from_id": "NAR-0006",
      "from_name": "帝国",
      "to_id": "NAR-0050",
      "to_name": "パン・アフリカニズム",
      "era_display": "1900年〜1963年",
      "era_year": 1945,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        },
        {
          "id": "REG-0007",
          "name": "大西洋世界"
        }
      ],
      "description": "文明化の使命により広域支配を正統化する物語に対し、アフリカ系の人々の統一と自決を対置した反植民地の物語。1945年のマンチェスター会議は植民地支配の終結を明示的な綱領として掲げた。対立の射程は近代ヨーロッパの植民地帝国に限定され、帝国一般への対立とするには留保が要る（既存のREL-0018と同型の限定）。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ジョージ・パドモア『Pan-Africanism or Communism?』; ハキーム・アディ『Pan-Africanism: A History』; クワメ・エンクルマ『Africa Must Unite』"
    },
    {
      "id": "REL-0076",
      "type": "輸入翻訳",
      "from_id": "NAR-0017",
      "from_name": "ナショナリズム",
      "to_id": "NAR-0050",
      "to_name": "パン・アフリカニズム",
      "era_display": "1900年〜1963年",
      "era_year": 1958,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0006",
          "name": "西アフリカ"
        },
        {
          "id": "REG-0007",
          "name": "大西洋世界"
        }
      ],
      "description": "ヨーロッパ由来の民族自決と国民国家の語彙が、単一の国民ではなく大陸およびディアスポラという単位へ拡大して翻案された。ディアスポラ社会で形成された言説が独立運動の指導者の帰国により大陸へ還流し、独立国家の樹立と大陸統合という二つの綱領の緊張として制度化された点に、この翻訳の特徴がある。翻案の幅が大きく「輸入翻訳」という種別の当てはめには判断が入る。また、起源をエチオピアニズムや奴隷制廃止運動などディアスポラ固有の系譜に求め、ヨーロッパ由来の語彙の受容という説明を退ける議論もある。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』; ハキーム・アディ『Pan-Africanism: A History』; フレデリック・クーパー『Africa in the World』"
    },
    {
      "id": "REL-0077",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0051",
      "from_name": "アメリカ例外主義",
      "to_id": "NAR-0010",
      "to_name": "マニフェスト・デスティニー",
      "era_display": "1840年代（1845年の造語期）",
      "era_year": 1845,
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        {
          "id": "REG-0010",
          "name": "アメリカ合衆国"
        }
      ],
      "description": "ピューリタンの契約と使命の観念に発し、合衆国を歴史のなかで他と異なる事例とみなす自己叙述が先行し、その一局面として1840年代に大陸拡張を神意とする主張が定式化された。旧版は逆向き（マニフェスト・デスティニー→アメリカ例外主義）に記録していたが、例外主義の系譜は1630年の「丘の上の町」に遡り、レコードの代表年（1831年、トクヴィルの観察）もマニフェスト・デスティニーの造語（1845年）に先行するため、上位の枠組みから一局面が派生したという整理に改めた。20世紀の海外関与の正統化においては、例外主義の語彙が逆にマニフェスト・デスティニーの記憶を再利用した面もあり、影響は双方向である。確度はB。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "サクヴァン・バーコヴィッチ『The American Jeremiad』; アンダース・ステファンソン『マニフェスト・デスティニー』; セイモア・マーティン・リプセット『American Exceptionalism』"
    },
    {
      "id": "REL-0078",
      "type": "対立",
      "from_id": "NAR-0001",
      "from_name": "一神教（アブラハム系）",
      "to_id": "NAR-0052",
      "to_name": "永遠回帰の神話",
      "era_display": "1949年",
      "era_year": 1949,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "儀礼による時間の更新と祖型の反復を軸とする古代的存在論と、不可逆の歴史のうちに神の働きを見る直線的な時間の物語との対比は、エリアーデ自身が学説の中心に据えた構図である。歴史的な当事者間の論争ではなく学説上の対比であり、また二分法そのものが単純化であるとの批判があるため確度はB。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ミルチャ・エリアーデ『永遠回帰の神話』; ジョナサン・Z・スミス『Map Is Not Territory』（批判側）; ダニエル・デュビュイソン『Twentieth Century Mythologies』（批判側）"
    },
    {
      "id": "REL-0079",
      "type": "対立",
      "from_id": "NAR-0054",
      "from_name": "物語形態論",
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      "to_name": "大きな物語の終焉",
      "era_display": "1970年代〜1980年代",
      "era_year": 1979,
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        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "有限個の機能の連鎖として物語の普遍文法を記述しうるとする立場と、物語の正統化機能および普遍的記述の可能性そのものを疑う立場の対立。両者が直接論争した史実はなく、構造主義に対する後続世代の批判という理論的含意の水準での対立である（既存のREL-0016と同型の限定）。なお、リオタールの「大きな物語」は科学と解放をめぐる正統化の物語を指し、プロップの分析対象である説話の形態とは指示対象が異なるため、両者を同一平面の「物語」として対置することには留保が要る。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ジャン＝フランソワ・リオタール『ポスト・モダンの条件』; ロラン・バルト『S/Z』; クロード・レヴィ＝ストロース「構造と形式——ウラジーミル・プロップの著作についての考察」"
    },
    {
      "id": "REL-0080",
      "type": "対立",
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      "to_name": "脱成長",
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        {
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          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "資本蓄積と生産の拡大を前提とする経済運営の物語に対し、物質・エネルギー消費の計画的な縮小と成長目標の放棄を掲げる物語の対立。既存のREL-0012（資本主義⇔社会主義）が所有と調整方式をめぐる対立であるのに対し、本エッジは成長そのものの是非をめぐる対立であり争点が異なる。脱成長の内部には資本主義との両立可能性を留保する立場もあるため確度はB。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "セルジュ・ラトゥーシュ『経済成長なき社会発展は可能か？』; ジェイソン・ヒッケル『Less is More』; ヨルゴス・カリス『Degrowth』"
    },
    {
      "id": "REL-0081",
      "type": "対立",
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      "from_name": "脱成長",
      "to_id": "NAR-0057",
      "to_name": "エコモダニズム",
      "era_display": "2015年以降",
      "era_year": 2015,
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        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        },
        {
          "id": "REG-0010",
          "name": "アメリカ合衆国"
        }
      ],
      "description": "環境負荷の低減を経済規模の縮小によって達成すべきとする物語と、技術的集約と資源利用の切り離しにより成長を維持したまま達成できるとする物語の対立。デカップリングが十分な速度で実現しうるかという実証的な論点が対立の中心にあり、双方が同じ指標をめぐって異なる評価を提示している。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "『エコモダニスト宣言』(2015); ヨルゴス・カリス他『The Case for Degrowth』; ヘルムート・ハーバール他「A systematic review of the evidence on decoupling」(2020)"
    },
    {
      "id": "REL-0082",
      "type": "対立",
      "from_id": "NAR-0056",
      "from_name": "脱成長",
      "to_id": "NAR-0058",
      "to_name": "加速主義",
      "era_display": "2013年以降",
      "era_year": 2014,
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        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "技術と生産の速度を抑制し規模を縮小する方向に解決を求める物語と、技術的近代化を減速ではなく徹底することに解決を求める物語の対立。双方とも現在進行形の理論的潮流で内部の分岐が大きく、正面から対峙した制度化された論争としてではなく、批評文献（ノイス）における相互批判の水準で成立している対立である。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ニック・スルニチェク＆アレックス・ウィリアムズ『加速主義政治宣言』(2013); セルジュ・ラトゥーシュ『脱成長』; ベンジャミン・ノイス『Malign Velocities』"
    },
    {
      "id": "REL-0083",
      "type": "派生",
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      "from_name": "社会主義",
      "to_id": "NAR-0056",
      "to_name": "脱成長",
      "era_display": "1970年代〜2002年（数値は運動化の年を暫定値とする）",
      "era_year": 2002,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "資本蓄積と生産力主義への批判という枠組みを継承しつつ、社会主義が共有してきた生産力の発展という目標そのものを退ける立場として定式化された。直接の媒介は政治的エコロジーのゴルツであり、社会主義の系譜内にある。他方、生態経済学（ジョージェスク＝レーゲン）とイリイチの制度批判は社会主義の外部にある並行的な源流であり本表に独立項目がないため、本エッジは複数ある源流のうち一つを記録するものである。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "アンドレ・ゴルツ『エコロジスト宣言』; ニコラス・ジョージェスク＝レーゲン『エントロピー法則と経済過程』; ヨルゴス・カリス『Degrowth』"
    },
    {
      "id": "REL-0084",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0007",
      "from_name": "科学革命",
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      "to_name": "エコモダニズム",
      "era_display": "2004年〜2015年",
      "era_year": 2015,
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        {
          "id": "REG-0010",
          "name": "アメリカ合衆国"
        }
      ],
      "description": "実験と定量化に基づく知識が自然の制約を反復的に押し広げてきたとする叙述が、環境問題の解決を技術的能力の向上に求める立場として再定式化された。エコモダニズムの直接の背景は20世紀後半の環境政策論争であり、本エッジは中間項を省いた長距離の系譜として、前提となる知識観の継承という水準にとどまる記述である。この系譜づけは批判側（ハミルトン）がプロメテウス的・ベーコン的伝統の継承として指摘する点と対応するが、当事者の自己記述が必ずしもこれを認めているわけではない。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "『エコモダニスト宣言』(2015); テッド・ノードハウス＆マイケル・シェレンバーガー『Break Through』; クライヴ・ハミルトン「The Technofix Is In」（批判側）"
    },
    {
      "id": "REL-0086",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0018",
      "from_name": "資本主義",
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      "to_name": "加速主義",
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      "era_year": 2013,
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        {
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          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "資本が技術革新と市場の拡大を通じて既存の社会関係を絶えず解体するという分析が、その過程の抑制ではなく徹底に活路を求める立場として反転された。加速主義は資本主義の記述を出発点としつつ、左派潮流は生産力の社会的再領有を、右派潮流は過程の自律性の肯定を主張しており、本エッジは両潮流に共通する出発点のみを記録する。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ジル・ドゥルーズ＆フェリックス・ガタリ『アンチ・オイディプス』; ロビン・マッケイ＆アルミン・アヴァネシアン編『#Accelerate: The Accelerationist Reader』; ベンジャミン・ノイス『Malign Velocities』"
    },
    {
      "id": "REL-0087",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0020",
      "from_name": "社会主義",
      "to_id": "NAR-0058",
      "to_name": "加速主義",
      "era_display": "2013年〜2015年",
      "era_year": 2013,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "生産力の発展を社会的に再領有し、労働からの解放と自動化の全面化を綱領として掲げる左派加速主義は、社会主義の生産力発展論を技術的加速の語彙で再定式化したものと位置づけられる。本エッジの主張は左派潮流に限定され、右派・無条件加速主義にはこの系譜は当てはまらない。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ニック・スルニチェク＆アレックス・ウィリアムズ『Inventing the Future』; アーロン・バスターニ『Fully Automated Luxury Communism』; ベンジャミン・ノイス『Malign Velocities』（批判側）"
    },
    {
      "id": "REL-0091",
      "type": "派生",
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      "from_name": "仏教",
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      "era_display": "前1世紀〜後2世紀頃",
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        {
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          "name": "インド亜大陸"
        }
      ],
      "description": "初期仏教の教団内部から、菩薩として一切衆生の救済を目指す実践理念と、それを説く新たな経典群が生まれた。既存の阿含・ニカーヤの枠組みを継承しつつ、空の思想と仏身論を加えて教理を再編した派生である。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "平川彰『初期大乗仏教の研究』; Paul Williams, Mahayana Buddhism: The Doctrinal Foundations"
    },
    {
      "id": "REL-0092",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0002",
      "from_name": "仏教",
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        {
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          "name": "東南アジア"
        }
      ],
      "description": "部派仏教の一つである分別説部の系譜がスリランカで大寺派として定着し、パーリ語三蔵を伝承の中核とする形態が確立した。上座部という自己呼称は、初期教団の伝承をそのまま保持するという主張を含む。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "Richard Gombrich, Theravada Buddhism; 馬場紀寿『上座部仏教の思想形成』"
    },
    {
      "id": "REL-0093",
      "type": "派生",
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        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "ラテン語圏の教会がローマ司教の首位性と普遍的裁治権を軸に自己を組織し、東方教会との相互破門を経て別個の制度体となった。トリエント公会議で教義と規律が明文化され、輪郭が確定した。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "Diarmaid MacCulloch, A History of Christianity; ハンス・キュンク『キリスト教』"
    },
    {
      "id": "REL-0094",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0027",
      "from_name": "キリスト教",
      "to_id": "NAR-0065",
      "to_name": "東方正教",
      "era_display": "4〜8世紀／1054年",
      "era_year": 451,
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        {
          "id": "REG-0002",
          "name": "地中海世界"
        },
        {
          "id": "REG-0015",
          "name": "アナトリア"
        }
      ],
      "description": "ギリシア語圏の教会が七つの全地公会議の決定を教義の完結した基準とし、五総主教座の同格性を前提とする教会観を保持した。1054年の相互破門と1204年の第4回十字軍によるコンスタンティノープル劫掠を経て分離が既成事実化した。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "Timothy Ware, The Orthodox Church; Steven Runciman, The Eastern Schism"
    },
    {
      "id": "REL-0095",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0028",
      "from_name": "イスラーム",
      "to_id": "NAR-0063",
      "to_name": "スーフィズム",
      "era_display": "8〜9世紀",
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        {
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          "name": "メソポタミア"
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        {
          "id": "REG-0003",
          "name": "イラン高原"
        }
      ],
      "description": "クルアーンとハディースの内面的読解を通じて、神への愛と自己浄化を中心に据える実践がイスラーム内部の潮流として形成された。ガザーリーが法学・神学との整合を論じたことで、正統的な枠内の道として位置づけられた。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "Annemarie Schimmel, Mystical Dimensions of Islam; 東長靖『イスラームとスーフィズム』"
    },
    {
      "id": "REL-0096",
      "type": "派生",
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          "name": "メソポタミア"
        }
      ],
      "description": "定住農耕による余剰の蓄積と神殿を核とする再分配の仕組みが、数千人規模の非血縁的な共住を可能にした。人が土地に縛られ余剰が集積するという農業革命の帰結の上に、都市という居住と統治の形式が成立した。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "V. Gordon Childe, The Urban Revolution (1950); Guillermo Algaze, Ancient Mesopotamia at the Dawn of Civilization"
    },
    {
      "id": "REL-0097",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0066",
      "from_name": "都市",
      "to_id": "NAR-0043",
      "to_name": "会社（法人）",
      "era_display": "12〜14世紀",
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      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "中世都市のコムーネ、ギルド、大学が、構成員の交代を超えて存続する団体として法的に扱われたことが、教会法の団体理論と結びついて法人概念の母体となった。近世の特許会社はこの都市的団体の法形式を交易に転用したものである。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "F. W. メイトランド『団体論』; ハロルド・バーマン『法と革命』"
    },
    {
      "id": "REL-0098",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0041",
      "from_name": "文字",
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      "to_name": "印刷革命",
      "era_display": "1450年頃",
      "era_year": 1450,
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          "name": "西ヨーロッパ"
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        {
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          "name": "東アジア"
        }
      ],
      "description": "手写による複製の制約を機械的複製が置き換えたことで、文字という物語は同一テキストの大量流通という新しい形式を得た。東アジアの木版と金属活字の先行的蓄積があり、西欧の活版はその系譜のなかの一形態である。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "Elizabeth Eisenstein, The Printing Press as an Agent of Change; Adrian Johns, The Nature of the Book"
    },
    {
      "id": "REL-0099",
      "type": "派生",
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      "from_name": "印刷革命",
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      "to_name": "プロテスタンティズム",
      "era_display": "1517年〜1520年代",
      "era_year": 1517,
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          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "九十五箇条の提題と論争文書、俗語訳聖書が印刷を通じて短期間に広域へ流通したことが、改革運動を一地方の紛争から広域の運動へ転換させた。因果の比重については、印刷を決定要因とみる立場と、需要側の宗教的動機を重視する立場が対立する。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "Elizabeth Eisenstein, The Printing Press as an Agent of Change; Andrew Pettegree, Brand Luther"
    },
    {
      "id": "REL-0100",
      "type": "派生",
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      "from_name": "印刷革命",
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      "to_name": "ナショナリズム",
      "era_display": "18〜19世紀",
      "era_year": 1800,
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          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "俗語の出版市場が方言を標準語へ収斂させ、新聞と小説が見知らぬ読者どうしの同時性の感覚を作り出したことが、国民という想像の様式の技術的条件になったとアンダーソンは論じた。出版資本主義を必要条件とみるか一要因とみるかについては異論がある。REL-0009の向き改訂により印刷革命→…→民主主義→ナショナリズムという多段の経路が生じるが、本エッジは俗語出版市場による読者共同体の形成という技術的・メディア論的機構を主張するものであり、人民主権の境界画定という経路とは独立であるため、記法補則v1.1により維持する。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』; アーネスト・ゲルナー『民族とナショナリズム』"
    },
    {
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          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "実験と定量化の作法、大気圧や熱に関する知見、技術者と自然哲学者の交流圏が、蒸気機関と製鉄の改良に転用された。資本蓄積と市場の拡大が並行する条件であったことは広く認められており、科学を直接の原因とみるか一条件とみるかについては、実用的職人知の役割を重視する見方との間で論争がある。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "Margaret Jacob, Scientific Culture and the Making of the Industrial West; Joel Mokyr, The Enlightened Economy"
    },
    {
      "id": "REL-0102",
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      ],
      "description": "工場労働者の集住と労働条件が新しい社会問題として認識され、それを説明し変革する物語として社会主義の諸潮流が定式化された。エンゲルスのマンチェスター調査はこの経路の代表例である。",
      "confidence": "B",
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      "evidence": "エンゲルス『イギリスにおける労働者階級の状態』; E. P. トムスン『イングランド労働者階級の形成』"
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      "id": "REL-0103",
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          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "工業化がもたらした大気・水質汚染と合成化学物質の拡散が可視化されたことで、自然保護の運動が産業体制そのものを問う物語へ転換した。『沈黙の春』と各地の公害事件がこの転換の結節点となった。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "レイチェル・カーソン『沈黙の春』; Ramachandra Guha, Environmentalism: A Global History"
    },
    {
      "id": "REL-0104",
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          "name": "アメリカ合衆国"
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        {
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          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "冷戦期の公的研究資金に支えられた計算機科学と、査読と公開を旨とする学術的な情報共有の作法が、パケット交換網とオープンな仕様策定（RFC）の設計思想に反映された。CERNでのWWW開発も研究者間の文書共有の必要から生じている。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "Janet Abbate, Inventing the Internet; Katie Hafner & Matthew Lyon, Where Wizards Stay Up Late"
    },
    {
      "id": "REL-0105",
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      "from_name": "インターネット",
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      "to_name": "ポスト・トゥルース",
      "era_display": "2000年代〜2010年代",
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          "name": "アメリカ合衆国"
        }
      ],
      "description": "情報の複製と配信の費用が消滅し、editorial な選別を経ない流通経路が一般化したことで、事実の共有された認定手続そのものが争点化した。ただし政治的分極化の主因を技術に帰す説明には実証的な留保が示されている。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "Yochai Benkler et al., Network Propaganda; Hunt Allcott & Matthew Gentzkow, Social Media and Fake News in the 2016 Election"
    },
    {
      "id": "REL-0106",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0029",
      "from_name": "ヒンドゥー教",
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      "to_name": "インドの建国神話（非暴力と多元主義）",
      "era_display": "1900年代〜1940年代",
      "era_year": 1920,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0004",
          "name": "インド亜大陸"
        }
      ],
      "description": "ガンディーは『バガヴァッド・ギーター』を非執着の行為の書として読み替え、アヒンサーと自己受苦を政治的抵抗の技法へ転化した。ヒンドゥー的語彙による普遍的倫理の提示という形をとった点に派生の特徴がある。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ガンディー『ヒンド・スワラージ』; Ashis Nandy, The Intimate Enemy"
    },
    {
      "id": "REL-0107",
      "type": "派生",
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      "from_name": "ナショナリズム",
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      "era_display": "1806年〜1871年",
      "era_year": 1806,
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        {
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          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "ナポレオン支配への反発を契機に、言語と文化を共有する集団が政治的統一の単位であるという定式がドイツ語圏で具体化した。ドイツは受容地であると同時にこの物語の形成地でもあり、輸入というより並行的な派生とみるのが妥当である。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "エリック・ホブズボーム『ナショナリズムの歴史と現在』; Otto Dann, Nation und Nationalismus in Deutschland"
    },
    {
      "id": "REL-0108",
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      "to_id": "NAR-0071",
      "to_name": "ドイツ国民の物語",
      "era_display": "1807年〜1830年代",
      "era_year": 1807,
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        {
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          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "フィヒテの『ドイツ国民に告ぐ』やヘルダー以来の言語＝民族精神の議論が、教養（Bildung）を通じて国民が形成されるという文化国民の観念を供給した。歴史法学派と文献学がこれを学問的に制度化した。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "フィヒテ『ドイツ国民に告ぐ』; フリードリヒ・マイネッケ『世界市民主義と国民国家』"
    },
    {
      "id": "REL-0109",
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      "from_name": "儒教",
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      "to_name": "儒教的統治論（徳治）",
      "era_display": "前5世紀〜前2世紀",
      "era_year": -500,
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        {
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          "name": "東アジア"
        }
      ],
      "description": "礼と仁をめぐる教説から、統治者の徳が民を感化するという統治の規範論が抽出され、漢代に官学として制度化された。倫理の物語が統治技術の物語へ特殊化した派生である。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "『論語』為政篇; 渡辺信一郎『中国古代の王権と天下秩序』"
    },
    {
      "id": "REL-0110",
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      "from_name": "イスラーム",
      "to_id": "NAR-0074",
      "to_name": "イスラーム法治の思想",
      "era_display": "7〜9世紀",
      "era_year": 750,
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        {
          "id": "REG-0013",
          "name": "アラビア半島"
        },
        {
          "id": "REG-0001",
          "name": "メソポタミア"
        }
      ],
      "description": "啓示と預言者の慣行を法源とする体系化が進み、シャーフィイー以降の法源論のもとで法学派が成立して統治の実務規範となった。信仰の物語が法と統治の物語へ展開した派生である。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "Wael Hallaq, The Origins and Evolution of Islamic Law; 中田考『イスラーム法とは何か』"
    },
    {
      "id": "REL-0111",
      "type": "派生",
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      "from_name": "日本の建国神話(記紀と万世一系)",
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      "to_name": "大東亜共栄圏",
      "era_display": "1930年代〜1940年",
      "era_year": 1940,
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        {
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          "name": "日本"
        }
      ],
      "description": "記紀に由来する八紘一宇の語が地域秩序の標語として再解釈され、天皇を中心とする統治の物語が対外的な指導性の主張へ拡張された。国内の建国叙述が対外構想へ転用された派生である。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "山室信一『キメラ 満洲国の肖像』; 松浦正孝『「大東亜戦争」はなぜ起きたのか』"
    },
    {
      "id": "REL-0112",
      "type": "派生",
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      "from_name": "リベラリズム",
      "to_id": "NAR-0077",
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      "era_display": "1792年〜19世紀後半",
      "era_year": 1792,
      "region_refs": [
        {
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          "name": "西ヨーロッパ"
        },
        {
          "id": "REG-0010",
          "name": "アメリカ合衆国"
        }
      ],
      "description": "個人の権利と理性の普遍性という前提を女性に適用すべきだという要求として定式化された。ウルストンクラフトとミルの議論は、リベラリズムの原則の内的な不徹底を突く形をとっている。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "メアリ・ウルストンクラフト『女性の権利の擁護』; J. S. ミル『女性の隷従』"
    },
    {
      "id": "REL-0113",
      "type": "習合",
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      "from_name": "社会主義",
      "to_id": "NAR-0077",
      "to_name": "フェミニズム",
      "era_display": "1884年〜1970年代",
      "era_year": 1884,
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        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        },
        {
          "id": "REG-0010",
          "name": "アメリカ合衆国"
        }
      ],
      "description": "社会主義とフェミニズムは別個に成立した物語であり（フェミニズムの起点1792年はマルクス主義的社会主義に先行する）、両者は19世紀末以降に接合して社会主義フェミニズム／マルクス主義フェミニズムという複合形態を形成した。エンゲルスによる私的所有と家族形態の歴史化、第二波期の家事労働・再生産労働をめぐる論争がその中心であり、リベラル系とは異なる綱領を生んだ。旧版は「社会主義→フェミニズム」の派生として記録していたが、それはフェミニズム全体の系譜的な親を社会主義とみなすことになり、年代的にも学説的にも支持しがたい。フェミニズム全体の系譜上の親は REL-0112（リベラリズム→フェミニズム）で記録し、本エッジは二つの物語の結合という実態に合わせて種別を習合に改めた。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "エンゲルス『家族・私有財産・国家の起源』; Silvia Federici, Caliban and the Witch; ハイジ・ハートマン「マルクス主義とフェミニズムの不幸な結婚」(1979)"
    },
    {
      "id": "REL-0114",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0078",
      "from_name": "環境主義",
      "to_id": "NAR-0056",
      "to_name": "脱成長",
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      "era_year": 2002,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "環境主義の内部から、効率改善による問題解決の見通しを疑い、物質・エネルギー消費の総量縮小を掲げる潮流が分岐した。生態経済学とイリイチの制度批判が理論的な接続点となっている。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "Giorgos Kallis, Degrowth; ニコラス・ジョージェスク＝レーゲン『エントロピー法則と経済過程』"
    },
    {
      "id": "REL-0115",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0065",
      "from_name": "東方正教",
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      "to_name": "ユーラシア主義",
      "era_display": "15世紀〜19世紀",
      "era_year": 1500,
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        {
          "id": "REG-0014",
          "name": "ロシア・ユーラシア"
        }
      ],
      "description": "コンスタンティノープル陥落後の「モスクワ＝第三のローマ」という自己規定が、ロシアを西欧とは別個の文明的単位とみなす議論の宗教的な下地を供給した。20世紀の亡命知識人による定式化はこの下地を地政学的語彙へ翻案している。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "Nicholas Riasanovsky, Russian Identities; マルレーヌ・ラリュエル『ロシアのユーラシア主義』"
    },
    {
      "id": "REL-0118",
      "type": "対立",
      "from_id": "NAR-0064",
      "from_name": "カトリック",
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      "to_name": "東方正教",
      "era_display": "1054年／1204年",
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        {
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          "name": "地中海世界"
        }
      ],
      "description": "ローマ司教の普遍的首位性を認めるか、五総主教座の同格性を保つかという教会観の相違が、フィリオクェ問題と典礼慣行の差と重なって分離に至った。政治的にはラテンとギリシアの帝国的枠組みの分岐が背景にある。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "Steven Runciman, The Eastern Schism; Timothy Ware, The Orthodox Church"
    },
    {
      "id": "REL-0119",
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      "description": "救済における教会の媒介と聖伝の権威を認めるか、聖書のみと信仰のみを立てるかが争点となり、トリエント公会議と諸信条によって双方の立場が明文化された。宗教戦争と領邦体制の再編を伴った。",
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      "description": "欧米列強の植民地支配からの解放を掲げることで自己を正当化した点で、既存の帝国秩序に対する対抗の物語として定式化された。他方で占領地における資源動員と軍政は帝国的統治の形式を反復しており、この落差が歴史研究の主要な論点である。",
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      "evidence": "山室信一『思想課題としてのアジア』; Peter Duus (ed.), The Japanese Wartime Empire"
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      "description": "東アジアの地域秩序において誰が中心たる正統性を持つかという点で両者は競合した。中華民国政府は共栄圏の枠組みを日本の支配の正当化とみなし、これを拒否した。",
      "confidence": "B",
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      "evidence": "Rana Mitter, China's War with Japan 1937-1945; 川島真『中国近代外交の形成』"
    },
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      ],
      "description": "複数政党制と権力分立を統治の正統性の条件とみるか、統治実績と党の指導を条件とみるかで両者の前提が異なる。双方とも市場と私的所有を一定程度前提とする点では重なっており、対立の焦点は政治体制の側にある。",
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      "evidence": "Daniel A. Bell, The China Model; 中兼和津次『中国経済発展論』"
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      ],
      "description": "既存の家族形態と性別役割を歴史的に蓄積された秩序として擁護する立場と、それを是正すべき不平等とみる立場が、参政権、家族法、生殖に関する権利をめぐって争点化した。ただし保守主義の内部にも女性の権利拡張を支持する系譜があり、対立は全面的ではない。",
      "confidence": "B",
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      "evidence": "エドマンド・バーク『フランス革命の省察』; Ronald Inglehart & Pippa Norris, Rising Tide"
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      ],
      "description": "蓄積と成長の継続を前提とする物語と、生態系の吸収能力に上限を置く物語の間で、成長と環境負荷の切り離しが十分な速度で可能かが争点となっている。市場手段による解決を志向する環境主義の潮流も存在するため、対立は全面的ではない。",
      "confidence": "B",
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      "evidence": "ローマクラブ『成長の限界』; Tim Jackson, Prosperity without Growth"
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      ],
      "description": "植民地統治の正当性を否定し、非暴力の大衆運動によって主権を回復するという枠組みとして定式化された。統治側の秩序と文明化の語彙に対して、被治者の道徳的優位を主張する形をとった点に特徴がある。",
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      "evidence": "ジャワハルラール・ネルー『インドの発見』; Judith Brown, Gandhi: Prisoner of Hope"
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      ],
      "description": "市民的意思による国民（Staatsnation）と、言語・文化による国民（Kulturnation）という二つの定義が、アルザス＝ロレーヌの帰属問題を典型として対置された。両者は実際には相互に借用しており、類型的な対比は分析上の単純化を含む。",
      "confidence": "B",
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      "evidence": "エルネスト・ルナン「国民とは何か」; フリードリヒ・マイネッケ『世界市民主義と国民国家』"
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      ],
      "description": "カリフ制の廃止、宗教法廷の廃止とスイス民法の継受により、法源を啓示に求める枠組みが国家法から切り離された。以後、世俗主義の憲法的位置づけをめぐる論争がトルコ政治の主要な軸となっている。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "Erik J. Zürcher, Turkey: A Modern History; Niyazi Berkes, The Development of Secularism in Turkey"
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      ],
      "description": "帝国的統治を支えた地域知の生産様式そのものを分析対象に据えることで、統治と知の結合を可視化する批判として提示された。実証的な東洋学の成果を一元化しすぎているという反論があり、論争は継続している。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "エドワード・サイード『オリエンタリズム』; Robert Irwin, For Lust of Knowing"
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      ],
      "description": "生産手段の公有と党の指導という枠組みを保持したまま、初級段階論によって市場制度の導入を理論的に位置づけた。社会主義の物語が既存の統治構造と接合し直された形である。",
      "confidence": "B",
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      "evidence": "鄧小平『鄧小平文選』第3巻; 中兼和津次『中国経済発展論』"
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      ],
      "description": "社会主義市場経済という定式のもとで、私的経営、株式市場、世界貿易機関への加盟が体制の内部に組み込まれた。市場制度をどこまで体制の構成要素とみるかについては解釈が分かれている。",
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      "evidence": "Barry Naughton, The Chinese Economy; Yasheng Huang, Capitalism with Chinese Characteristics"
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        }
      ],
      "description": "グアダルーペの聖母をはじめとする信仰の在地化が、征服者の宗教と先住民の実践の重なりを可視化する象徴となり、独立期以降は国民的統合の中核象徴へ転じた。先住民側の物語は本表のNARに未収録であり、この行は片側のみを表している。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "David Brading, Mexican Phoenix; Serge Gruzinski, La colonisation de l'imaginaire"
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      ],
      "description": "西欧起源の国民国家と主権の語彙が、英語教育を受けた法律家・官僚層を通じて受容され、多言語・多宗教の亜大陸に適合する形へ組み替えられた。憲法制定議会の審議はこの翻訳作業の記録である。",
      "confidence": "B",
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      "evidence": "Granville Austin, The Indian Constitution; パルタ・チャタジー『ナショナリズムと植民地世界』"
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      ],
      "description": "ヨーロッパ由来の国民概念が、単一の民族的起源を欠く社会において混血という共有された起源の物語へ置き換えられて受容された。人種を否定するのではなく再定義することで国民の同質性を確保する翻案である。",
      "confidence": "B",
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      "evidence": "ホセ・バスコンセロス『宇宙的人種』; Alan Knight, Racism, Revolution, and Indigenismo"
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      ],
      "description": "批判的ポストヒューマニズムは、自律した理性的個人を権利と所有の担い手とするリベラリズムの人間像を、歴史的に構成された特殊な想定として対象化する。両者は人格の範囲と主体の自律をめぐって前提を共有せず、生命倫理と動物・環境の権利論において異なる帰結を導く。",
      "confidence": "B",
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      "evidence": "N. キャサリン・ヘイルズ『How We Became Posthuman』(1999); ロージ・ブライドッティ『ポストヒューマン』(2013)"
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      ],
      "description": "普遍的な人間主体を前提とする大きな物語への懐疑が、人間と機械・動物・環境の境界を問い直す議論の前提を用意した。フーコーの「人間の終焉」の定式がポストヒューマニズムの出発点として繰り返し参照される。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ミシェル・フーコー『言葉と物』(1966)結語; ロージ・ブライドッティ『ポストヒューマン』(2013)"
    },
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        {
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        }
      ],
      "description": "同じ接頭辞を共有しながら方向は逆で、トランスヒューマニズムは人間の能力を技術で拡張して啓蒙主義的な人間像を完成させようとし、批判的ポストヒューマニズムはその人間像そのものを問題化する。両者の混同は文献上も頻繁で、区別の要請自体が論争点となっている。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ケイリー・ウルフ『What Is Posthumanism?』(2010); フランチェスカ・フェランド「Posthumanism, Transhumanism…」(2013)"
    },
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      "id": "REL-0139",
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      "from_name": "ポストヒューマニズム",
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      "to_name": "マルチスピーシーズの思想",
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          "name": "アメリカ合衆国"
        }
      ],
      "description": "人間と非人間の境界を問う議論が、人類学とフィールド研究の方法へ翻案され、菌類・家畜・微生物叢を記述の共同参加者として扱う実践が生まれた。ハラウェイの伴侶種の議論が理論と民族誌を媒介した。",
      "confidence": "B",
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      "evidence": "ダナ・ハラウェイ『伴侶種宣言』(2003); Kirksey & Helmreich \"The Emergence of Multispecies Ethnography\" (2010)"
    },
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      "id": "REL-0140",
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      ],
      "description": "国境を越えるネットワークとして構想された情報基盤が、実際には特定国の管轄下にある事業者とインフラに依存することが明らかになり、通信の経路と保存場所を領域的に統制するという要求が生じた。2013年の大規模監視の暴露が各国の立法を加速させた。",
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      "evidence": "ミルトン・ミューラー『Will the Internet Fragment?』(2017); Chander & Lê \"Data Nationalism\" (2015)"
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      ],
      "description": "自然を操作可能な対象として記述する科学的世界像を人間自身に適用し、生物学的制約を技術的に改変可能な条件として捉える構えが成立した。進化を人間が引き継ぐという定式は、20世紀の進化生物学の普及と不可分である。",
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      "evidence": "ジュリアン・ハクスリー『New Bottles for New Wine』(1957); ニック・ボストロム \"A History of Transhumanist Thought\" (2005)"
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      "description": "身体と精神の改変を個人の選択の領域とみなす「形態的自由」の主張は、自己所有と自己決定というリベラリズムの原理の延長として定式化された。運動の主流はこの自由主義的な枠組みを採り、国家による強制を伴った20世紀の優生政策との差異をそこに求めている。",
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      "evidence": "ニック・ボストロム \"In Defense of Posthuman Dignity\" (2005); ジェイムズ・ヒューズ『Citizen Cyborg』(2004)"
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      ],
      "description": "将来世代の規模を重視する長期主義の評価枠組みと、人間の能力拡張を目指すトランスヒューマニズムは、担い手・資金源・議論の場をおおむね共有し、実存的リスクと人類の潜在的可能性という共通の語彙のもとで一体的に流通している。",
      "confidence": "B",
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      "evidence": "ニック・ボストロム \"Existential Risks\" (2002); エミール・トレス \"Against Longtermism\" (2021)"
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      "description": "技術が可能にする管理社会という主題を、国家ではなく多国籍企業と情報ネットワークの側に移し替えることで成立したジャンルである。悲惨な未来の細部を描く形式は反ユートピア文学から継承されている。",
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      "evidence": "ブルース・スターリング編『ミラーシェード』序文(1986); トマス・フォスター『The Souls of Cyberfolk』(2005)"
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      "description": "ソーラーパンクは、企業支配と環境荒廃を既定の未来として描く想像力への明示的な反措定として自己定義し、修復可能で分散的な未来像を対置した。両者は同じ技術的条件から反対の物語を導く点で対をなす。",
      "confidence": "B",
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      "evidence": "Adam Flynn \"Solarpunk: Notes toward a manifesto\" (2014); Rhys Williams \"Solarpunk: Against a Shitty Future\" (2018)"
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      ],
      "description": "完全な共同体を地上に想像するという形式は、神の国と千年王国をめぐるキリスト教的想像力と修道院共同体の生活規則を世俗的な統治設計へ転位させたものである。モア自身がカトリックの人文主義者であったことは、この系譜の起点を規定している。",
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      "evidence": "クリシャン・クマー『Utopianism』(1991); J.C. デイヴィス『Utopia and the Ideal Society』(1981)"
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      ],
      "description": "完全な社会の設計という形式を保持したまま評価符号を反転させることで成立した。ザミャーチンの『われら』以降、ユートピア的計画の実現がもたらす帰結を描く形式が定着し、両者は同一の想像力の表裏として論じられる。",
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      "evidence": "グレゴリー・クレイズ『Dystopia: A Natural History』(2016); クリシャン・クマー『Utopia and Anti-Utopia in Modern Times』(1987)"
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      "description": "サン＝シモン、フーリエ、オーウェンらの共同体構想は、理想社会の文学的記述の伝統を実践的な社会改革の計画へ転じたものであり、マルクスとエンゲルスが「空想的社会主義」と名づけて自らの立場を対置した対象でもある。",
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      "evidence": "エンゲルス『空想から科学へ』(1880); グレゴリー・クレイズ『Searching for Utopia』(2011)"
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      "description": "一党支配と大衆動員による統治を主題化した作品群は、その体制が掲げる新しい人間と新しい秩序の物語を内側から反転して描いた。両者は同じ20世紀の政治的経験を、正当化と警告という逆方向から語る関係にある。",
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      ],
      "description": "地球を有限で相互連関した全体として捉える環境運動の感受性が、大気組成の自己調節という仮説に受容の基盤を与え、仮説の側も運動に地球規模の全体像を供給した。1970年代の環境運動と科学的仮説の相互強化として記述できる。",
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      "evidence": "ジェイムズ・ラヴロック『地球生命圏』(1979); マイケル・ルース『The Gaia Hypothesis』(2013)"
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      ],
      "description": "化石燃料の大規模利用が大気組成と地層に地質学的な痕跡を残したという認識が、新たな地質年代の提唱を導いた。開始時期を産業革命に置くか20世紀半ばの大加速に置くかは、提唱当初からの主要な論点である。",
      "confidence": "B",
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      "evidence": "Crutzen & Stoermer \"The Anthropocene\" (2000); Steffen ほか \"The Anthropocene: conceptual and historical perspectives\" (2011)"
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      ],
      "description": "未開の土地へ拡大することが国民の使命であるという語りが、地理的な辺境の消滅の後に宇宙へ転写された。「最後のフロンティア」という定型句は、この転写を端的に示している。",
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      "evidence": "デ・ウィット・キルゴア『Astrofuturism』(2003); フレデリック・ジャクソン・ターナー「フロンティアの意義」(1893)"
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      ],
      "description": "宇宙の均質性と物理法則の普遍性を前提とする科学的世界像が、地球が特別な場所ではないという想定を導き、他所にも文明が存在しうるという推論と、それが観測されないことの逆説を生んだ。電波天文学の成立が探査を観測計画として制度化した。",
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      "evidence": "フランク・ドレイク & デイヴァ・ソベル『Is Anyone Out There?』(1992); スティーヴン・ウェッブ『広い宇宙に地球人しか見当たらない75の理由』(2002)"
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      ],
      "description": "領有と管轄の帰属を定める近代国際法の枠組みが、いずれの国家にも帰属しない空間へ拡張された。公海および南極条約における非領有・共同利用の法理が直接の先例となっている。",
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      "evidence": "宇宙条約(1967)第1条・第2条; ビン・チェン『Studies in International Space Law』(1997)"
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      ],
      "description": "天体の領有と専有を禁じる条約の原則と、資源採取と恒久的居住を前提とする移住構想は、所有と管轄の解釈をめぐって緊張する。2015年の米国商業宇宙打上げ競争力法や2020年のアルテミス合意は、この緊張を各国の解釈で埋めようとする試みとして位置づけられる。",
      "confidence": "B",
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      "evidence": "宇宙条約(1967)第2条; Fabio Tronchetti『The Exploitation of Natural Resources of the Moon and Other Celestial Bodies』(2009)"
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      ],
      "description": "北インドのバクティ（信愛）運動とサント（聖者）詩人の伝統、輪廻と業をめぐる語彙が、シク教の教えとグル・グラント・サーヒブの詩篇に受け継がれている。ただしシク教の自己理解では、この伝統は継承の素材であって由来ではなく、グル・ナーナクの啓示を固有の起点とする点に留意が必要である。",
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      "evidence": "W.H. マクロード『Guru Nanak and the Sikh Religion』(1968); ハルジョット・オベロイ『The Construction of Religious Boundaries』(1994)"
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      ],
      "description": "神の唯一性、偶像崇拝の否定、平等な礼拝共同体という主題は、当時のパンジャーブにおけるスーフィー教団との接触の文脈で語られてきた。グル・グラント・サーヒブにはスーフィー詩人の詩篇も収録されている。他方、シク教を二つの宗教の混合として説明する枠組み自体を、教団側は一貫して否認している。",
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      "evidence": "グル・グラント・サーヒブ所収のシャイフ・ファリードの詩篇; W.H. マクロード『Sikhism』(1997)"
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      "description": "徹底した不殺生（アヒンサー）の実践という主題が、ガンディーを介してインド国民運動の中心的語彙に組み込まれた。ガンディー自身が青年期のジャイナ教徒ラージチャンドラからの影響を認めており、多面的観点の思想は独立後の多元主義の擁護にも援用された。",
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          "name": "メソポタミア"
        }
      ],
      "description": "預言者没後の共同体の指導権をめぐる問いに対し、指導は預言者の家系に帰属するという理解が形成され、イマームの権威、法源、儀礼暦を備えた体系として成立した。680年のカルバラーの出来事がこの理解を記憶と儀礼の水準で確定させた。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "モーメン『An Introduction to Shi'i Islam』(1985); ウィルファード・マーデルング『The Succession to Muhammad』(1997)"
    },
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        }
      ],
      "description": "同じ問いに対し、指導権は共同体の合意によって選出されるとする理解が形成され、預言者の慣行（スンナ）を伝えるハディースの学と四法学派の体系として制度化された。「スンナと共同体の徒」という自己規定はこの過程で定着した。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "マーシャル・ホジソン『イスラームの冒険』(1974); ジョナサン・ブラウン『Hadith』(2009)"
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        }
      ],
      "description": "両者の分岐は、教義の優劣ではなく、共同体の指導権の正統性をどこに求めるか（合意か家系か）という政治的・法的な問いへの異なる回答に起源をもち、そこから法源論・儀礼・歴史記憶の差異が展開した。分岐が政治的対立として前景化する度合いは時代と地域で大きく異なり、16世紀のサファヴィー朝とオスマン朝の対抗、および20世紀後半以降の地域政治が、対立を強調する条件を形成した。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "ウィルファード・マーデルング『The Succession to Muhammad』(1997); ヴァリ・ナスル『The Shia Revival』(2006)"
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        }
      ],
      "description": "1453年のコンスタンティノープル陥落後、正統信仰の守護者としての帝国の地位がモスクワへ移ったとする語りが、ビザンツの政治神学をロシアの文脈へ翻案する形で形成された。ビザンツ皇女との婚姻と双頭の鷲の採用は、この移転を象徴する装置として用いられた。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ドミトリー・ストレモウホフ \"Moscow the Third Rome\" (1953); ニーナ・シニツィナ『第三のローマ』(1998)"
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      ],
      "description": "西欧起源の国民という枠組みが、正統信仰・専制・国民性という公式ナショナリティの定式や、スラヴ派と西欧派の論争を通じて受容され、ルーシ起源と第三のローマの語りが国民の物語として再編成された。",
      "confidence": "B",
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      "evidence": "ニコライ・リアザノフスキー『Nicholas I and Official Nationality in Russia』(1959); アンドレアス・カッペラー『ロシア帝国』(1992)"
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      ],
      "description": "正統信仰と国家の結合、西欧とは異なる固有の文明という自己規定が、亡命知識人によってロシアをヨーロッパでもアジアでもない独自の空間とする地政学的な理論へ組み替えられた。",
      "confidence": "B",
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      "evidence": "ニコライ・トルベツコイ『ヨーロッパと人類』(1920); マルレーヌ・ラリュエル『Russian Eurasianism』(2008)"
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      ],
      "description": "国民の同質性を求めるヨーロッパ起源の枠組みが、多様な出自の人口を抱える社会に適用される際、同質性の根拠を血統ではなく混淆そのものに求める形へ翻案された。ヴァルガス期の中央集権的な国民統合政策がこの翻案を制度化した。",
      "confidence": "B",
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      ],
      "description": "大西洋を越えた黒人の共通経験と連帯を語る枠組みが、ブラジルの黒人運動に、混淆による調和という国民の物語を検証する視座を与えた。1978年の統一黒人運動の結成以降、人種民主主義は達成された現実ではなく格差を不可視化する語りとして問い直された。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "マイケル・ハンチャード『Orpheus and Power』(1994); フロレスタン・フェルナンデス『A integração do negro na sociedade de classes』(1964)"
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      ],
      "description": "単一の民族を単位とする国民の枠組みが適用困難な移民社会において、複数の人種カテゴリーの共存を国民の定義そのものとする形へ翻案された。マレーシアからの分離という条件が、民族的な多数派による国家という選択肢を初めから排除した。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "チュア・ベンフアット『Communitarian Ideology and Democracy in Singapore』(1995); マイケル・バー & ザリーナ・スカッグ『Constructing Singapore』(2008)"
    },
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        }
      ],
      "description": "経済発展と社会秩序を説明する語彙として、家族・共同体を個人に優先させる価値が国家の言説に取り込まれ、1982年からの儒家倫理の学校教育導入と1991年の共通価値観白書に結実した。多民族の枠組みを維持するため、儒教は特定民族の伝統ではなく汎アジア的な価値として提示された。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "シンガポール政府『Shared Values』白書(1991); Beng-Huat Chua \"Culture, Multiracialism and National Identity in Singapore\" (1998)"
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      ],
      "description": "遠隔地を支配下に置く帝国の統治形式が、近代においては本国と海外領域を法的に区別し、人口の移住・強制移動と資源の一方向的な移転を組織する体制として再編された。近代の植民地主義は、資本主義的な生産と人種をめぐる分類の体系を伴う点で、それ以前の帝国支配と区別される。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "ユルゲン・オスターハメル『植民地主義とは何か』(1995); ジェーン・バーバンク & フレデリック・クーパー『Empires in World History』(2010)"
    },
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        }
      ],
      "description": "文明化の使命や発展段階による支配の正当化と、自決権に基づく主権の要求は、同じ国際秩序の内部で正当性の根拠を争った。両者の対立は軍事的な衝突であると同時に、国際連合の場での法的・言説的な争いとして展開した。",
      "confidence": "A",
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      "evidence": "フランツ・ファノン『地に呪われたる者』(1961); 国連総会決議1514号(1960)"
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        }
      ],
      "description": "大西洋を越えた黒人の連帯を掲げる会議と出版のネットワークが、1945年のマンチェスター汎アフリカ会議を画期として、植民地支配の終結と独立を明示的な政治目標へと転換させた。この場に集まった人々が独立後の各国の指導層を形成した。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ホーレス・キャンベル『Pan-Africanism』(1994); クワメ・エンクルマ『自伝』(1957)"
    },
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      ],
      "description": "独立の要求が、多様な民族と宗教を含む植民地行政単位をそのまま国民の単位として引き受ける形で受容された。汎アフリカ主義の連帯の語彙が、単一の国民国家としての統合を正当化する語彙へ翻案された。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "トヨン・ファロラ & マシュー・ヒートン『A History of Nigeria』(2008); クワメ・エンクルマ『Africa Must Unite』(1963)"
    },
    {
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      "to_name": "インドの建国神話（非暴力と多元主義）",
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      ],
      "description": "植民地支配の否定という共通の目標が、インドでは武装闘争ではなく非暴力的不服従という固有の形式へ翻案され、宗教的多元性を国民の定義に組み込む枠組みとして定式化された。この翻案は他地域の運動にも逆輸出された。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "ガンディー『ヒンド・スワラージ』(1909); ジュディス・ブラウン『Gandhi: Prisoner of Hope』(1989)"
    },
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        }
      ],
      "description": "古典的自由主義の再定義を目指す試みとして出発し、市場秩序は自然に生じるのではなく法と制度によって構築・維持されるという主張を核に据えた点で、自由放任論とは区別される。この点をめぐって秩序自由主義とオーストリア学派の間にも差異がある。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "フィリップ・ミロウスキー & ディーター・プレーヴェ編『The Road from Mont Pèlerin』(2009); ミルトン・フリードマン『資本主義と自由』(1962)"
    },
    {
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          "name": "アメリカ合衆国"
        }
      ],
      "description": "資源配分を市場の価格機構に委ねるべきか計画と公的所有に委ねるべきかという経済計算をめぐる論争を起点に、福祉国家の縮減、国有企業の民営化、労働組合の位置づけといった具体的な政策課題で対立した。1989年以降の体制転換は、この対立の帰趨を一方的に確定したものとして語られることが多いが、その評価自体が論争的である。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "フリードリヒ・ハイエク『隷従への道』(1944); デヴィッド・ハーヴェイ『新自由主義』(2005)"
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    {
      "id": "REL-0183",
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      ],
      "description": "市場の自由化を求める経済的主張と、家族・宗教・国民といった伝統的権威の擁護は論理的には緊張を含むが、1970年代以降の英米では選挙連合として結合し、単一の政治的プログラムとして流通した。この結合の不安定さは、後の政治的再編の要因ともなった。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "スチュアート・ホール \"The Great Moving Right Show\" (1979); ダニエル・ベル『資本主義の文化的矛盾』(1976)"
    },
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      "to_name": "ポストコロニアル理論",
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        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "「東洋」を語る知の体制を分析した手法が、対象と地域を拡張し、表象・主体・混淆を主題とする理論的分野として制度化された。バーバの擬態と両義性、スピヴァクのサバルタン論がこの拡張を担った。",
      "confidence": "A",
      "confidence_label": "学術的定説",
      "evidence": "ホミ・バーバ『文化の場所』(1994); ガヤトリ・スピヴァク「サバルタンは語ることができるか」(1988)"
    },
    {
      "id": "REL-0185",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0101",
      "from_name": "反植民地主義・脱植民地化",
      "to_id": "NAR-0103",
      "to_name": "ポストコロニアル理論",
      "era_display": "1980年代",
      "era_year": 1985,
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          "name": "アメリカ合衆国"
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          "name": "インド亜大陸"
        }
      ],
      "description": "解放運動の実践的な言語が、独立後も残る従属と文化的支配を分析する学術的な枠組みへ翻訳された。ファノンの疎外の分析が理論の主要な源泉として繰り返し参照される一方、運動から理論への移行が政治的な鋭さを失わせたという批判も伴う。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "フランツ・ファノン『黒い皮膚・白い仮面』(1952); アイジャズ・アフマド『In Theory』(1992)"
    },
    {
      "id": "REL-0186",
      "type": "対立",
      "from_id": "NAR-0100",
      "from_name": "植民地主義",
      "to_id": "NAR-0103",
      "to_name": "ポストコロニアル理論",
      "era_display": "1980年代〜現在",
      "era_year": 1990,
      "region_refs": [
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          "id": "REG-0010",
          "name": "アメリカ合衆国"
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          "name": "西ヨーロッパ"
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        {
          "id": "REG-0004",
          "name": "インド亜大陸"
        }
      ],
      "description": "支配を進歩や文明化として語る枠組みを、その語りの構造そのものを分析対象とすることで無効化しようとする関係にある。歴史記述、博物館の展示、教育課程の記述をめぐる現在の論争は、この対立の具体的な場となっている。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "エドワード・サイード『文化と帝国主義』(1993); ディペシュ・チャクラバルティ『ヨーロッパを地方化する』(2000)"
    },
    {
      "id": "REL-0187",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0007",
      "from_name": "科学革命",
      "to_id": "NAR-0104",
      "to_name": "ミーム論",
      "era_display": "1970年代",
      "era_year": 1976,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        }
      ],
      "description": "自然選択による進化の説明形式を、遺伝子以外の複製子へ一般化する試みとして提示された。科学的説明を文化の領域へ拡張する構えは、19世紀以来の自然科学の説明様式の延長上にある。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子』(1976)第11章; ダニエル・デネット『ダーウィンの危険な思想』(1995)"
    },
    {
      "id": "REL-0190",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0105",
      "from_name": "アテナイの民主政",
      "to_id": "NAR-0019",
      "to_name": "民主主義",
      "era_display": "15世紀〜18世紀（古典文献の再発見から近代革命期まで）",
      "era_year": 1776,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0008",
          "name": "西ヨーロッパ"
        },
        {
          "id": "REG-0010",
          "name": "アメリカ合衆国"
        }
      ],
      "description": "アテナイの民主政は前322年に制度として途絶えており、近代の代議制民主主義との間に制度上の連続性はない。本エッジが記録するのは、ルネサンス期以降のギリシア語文献の再発見、18世紀の古典教育、19世紀のグロートらの古典学を通じて、途絶した古代の事例が近代の政治構想へ再発見・再解釈された関係である。18世紀の建国者たちはむしろアテナイ型の直接民主政を衆愚政として退けてローマ共和政と代表制を選好しており、近代民主主義がアテナイを自らの起源として名乗るのは19世紀以降の遡及的な系譜づけの側面が強い。したがって単なる連続的継承ではなく、名称と正統性の借用を含む再解釈としての派生として読むこと。確度はB。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "モーゼス・フィンリー『民主主義——古代と現代』; ジョン・ダン『Setting the People Free』; バーナード・マナン『代表制統治の諸原理』; ポール・カートリッジ『Democracy: A Life』"
    },
    {
      "id": "REL-0191",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0005",
      "from_name": "貨幣",
      "to_id": "NAR-0006",
      "to_name": "帝国",
      "era_display": "前3千年紀〜前1千年紀（秤量銀による徴税から鋳造貨幣による軍事財政まで）",
      "era_year": -2334,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0001",
          "name": "メソポタミア"
        },
        {
          "id": "REG-0002",
          "name": "地中海世界"
        }
      ],
      "description": "銀の重量単位による計算貨幣は、収穫物の形態に依存しない徴税・貢納・俸給の共通尺度を与え、異質な産物と労働を単一の帳簿に通約することを可能にした。これにより、常備軍と官僚を土地の直接支給によらず維持する財政機構が成立し、前7世紀以降の鋳造貨幣は、兵士への給与支払いと納税義務を組み合わせて物資の調達を市場経由に転換することで帝国の動員力をさらに高めた。農業革命（REL-0004）が扶養可能な余剰を、文字（REL-0058）が記録と遠隔統治を与えたのに対し、本エッジは異質な資源を通約する尺度という別個の機構を記録する。ただし貨幣そのものが宮廷・神殿の会計と国家の租税債務から生じたとする表券主義の説明も有力で、因果は相互的であるため確度はB。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "デヴィッド・グレーバー『負債論』; ジェフリー・インガム『The Nature of Money』; リチャード・シーフォード『Money and the Early Greek Mind』"
    },
    {
      "id": "REL-0192",
      "type": "派生",
      "from_id": "NAR-0005",
      "from_name": "貨幣",
      "to_id": "NAR-0042",
      "to_name": "法",
      "era_display": "前21世紀〜前18世紀（ウル・ナンム法典〜ハンムラビ法典）",
      "era_year": -2100,
      "region_refs": [
        {
          "id": "REG-0001",
          "name": "メソポタミア"
        }
      ],
      "description": "現存する最古の法典群の条文の多くは、傷害・窃盗・契約違反に対する賠償を銀または大麦の定量で示す価格表の体裁をとり、利子率の上限や債務奴隷の期限を定めている。損害と義務を数量として通約する貨幣の計算機能が、個別の裁定を反復可能な一般規則として書き下すことを可能にしたという関係である。文字（REL-0057）が規則の固定と公示という形式面の機構を与えるのに対し、本エッジは責任を数量に換算する尺度という別個の機構を記録する。法が共同体の慣習として先行し貨幣はその執行手段にすぎないとみる説明もあるため確度はB。",
      "confidence": "B",
      "confidence_label": "有力だが異説あり",
      "evidence": "中田一郎『ハンムラビ「法典」』; デヴィッド・グレーバー『負債論』; Michael Hudson, ...and forgive them their debts (2018)"
    }
  ],
  "names": {
    "NAR-0014": "ドイツ観念論",
    "NAR-0020": "社会主義",
    "NAR-0013": "プラグマティズム",
    "NAR-0008": "農業革命",
    "NAR-0005": "貨幣",
    "NAR-0006": "帝国",
    "NAR-0018": "資本主義",
    "NAR-0001": "一神教（アブラハム系）",
    "NAR-0010": "マニフェスト・デスティニー",
    "NAR-0011": "中華と天命",
    "NAR-0003": "儒教",
    "NAR-0019": "民主主義",
    "NAR-0017": "ナショナリズム",
    "NAR-0022": "大きな物語の終焉",
    "NAR-0023": "ポスト・トゥルース",
    "NAR-0009": "日本の建国神話(記紀と万世一系)",
    "NAR-0021": "単一神話論（英雄の旅）",
    "NAR-0007": "科学革命",
    "NAR-0016": "ネグリチュード",
    "NAR-0002": "仏教",
    "NAR-0004": "ヨルバ宗教（オリシャ信仰）",
    "NAR-0015": "ウブントゥ",
    "NAR-0012": "ナイジェリア国民統合の物語",
    "NAR-0025": "ゾロアスター教",
    "NAR-0026": "ユダヤ教",
    "NAR-0027": "キリスト教",
    "NAR-0028": "イスラーム",
    "NAR-0034": "プロテスタンティズム",
    "NAR-0037": "イスラエル建国の物語（シオニズム）",
    "NAR-0029": "ヒンドゥー教",
    "NAR-0030": "神道",
    "NAR-0038": "フランス共和国の物語（自由・平等・友愛）",
    "NAR-0031": "サンテリア",
    "NAR-0032": "カンドンブレ",
    "NAR-0033": "ハイチのヴードゥー",
    "NAR-0035": "道教",
    "NAR-0036": "ローマ建国神話",
    "NAR-0040": "檀君神話と韓民族の物語",
    "NAR-0039": "トルコ共和国の物語（ケマリズム）",
    "NAR-0041": "文字",
    "NAR-0042": "法",
    "NAR-0043": "会社（法人）",
    "NAR-0044": "リベラリズム",
    "NAR-0045": "ファシズム",
    "NAR-0046": "アナキズム",
    "NAR-0047": "保守主義",
    "NAR-0049": "ユーラシア主義",
    "NAR-0050": "パン・アフリカニズム",
    "NAR-0051": "アメリカ例外主義",
    "NAR-0052": "永遠回帰の神話",
    "NAR-0054": "物語形態論",
    "NAR-0056": "脱成長",
    "NAR-0057": "エコモダニズム",
    "NAR-0058": "加速主義",
    "NAR-0061": "大乗仏教",
    "NAR-0062": "上座部仏教",
    "NAR-0064": "カトリック",
    "NAR-0065": "東方正教",
    "NAR-0063": "スーフィズム",
    "NAR-0066": "都市",
    "NAR-0067": "印刷革命",
    "NAR-0068": "産業革命",
    "NAR-0078": "環境主義",
    "NAR-0069": "インターネット",
    "NAR-0070": "インドの建国神話（非暴力と多元主義）",
    "NAR-0071": "ドイツ国民の物語",
    "NAR-0073": "儒教的統治論（徳治）",
    "NAR-0074": "イスラーム法治の思想",
    "NAR-0075": "大東亜共栄圏",
    "NAR-0077": "フェミニズム",
    "NAR-0076": "中国的特色ある社会主義",
    "NAR-0080": "オリエンタリズム",
    "NAR-0072": "メキシコのメスティサヘ",
    "NAR-0081": "ポストヒューマニズム",
    "NAR-0083": "トランスヒューマニズム",
    "NAR-0089": "マルチスピーシーズの思想",
    "NAR-0082": "データ主権",
    "NAR-0059": "長期主義",
    "NAR-0086": "ディストピア文学の系譜",
    "NAR-0084": "サイバーパンク",
    "NAR-0060": "ソーラーパンク",
    "NAR-0085": "ユートピア文学の系譜",
    "NAR-0087": "ガイア理論",
    "NAR-0088": "人新世",
    "NAR-0090": "宇宙移住の物語",
    "NAR-0091": "地球外文明論（フェルミのパラドックス）",
    "NAR-0092": "宇宙条約と宇宙法の思想",
    "NAR-0093": "シク教",
    "NAR-0094": "ジャイナ教",
    "NAR-0095": "シーア派",
    "NAR-0096": "スンナ派",
    "NAR-0097": "ロシアの物語（第三のローマ／ルーシ起源）",
    "NAR-0098": "ブラジルの人種民主主義",
    "NAR-0099": "シンガポールの多民族国家の物語",
    "NAR-0100": "植民地主義",
    "NAR-0101": "反植民地主義・脱植民地化",
    "NAR-0102": "新自由主義",
    "NAR-0103": "ポストコロニアル理論",
    "NAR-0104": "ミーム論",
    "NAR-0105": "アテナイの民主政"
  }
}