NAR-0048 / 物語(Narrative) / カテゴリ:国家思想

風土論

Fudo (Climate and Culture)

確度 B有力だが異説あり
発生年代
1929年〜1935年(和辻哲郎の講義と『風土』の刊行)
発生地域
日本
中核テキスト
(なし)
中核概念
国民主権進歩
伝播経路
ハイデガーの存在論における時間性の分析に対し、空間性・環境性を対置する試みとして構想され、モンスーン・沙漠・牧場という類型により気候と人間の存在様式を対応づける議論が提示された。大学の倫理学・哲学の講義と全集を通じて日本国内で継承され、1961年の英訳以降は比較文化論・環境哲学の文脈で国外にも紹介された。
現在の信奉者規模
測定不能(学説であり帰属人口の統計がない。和辻『風土——人間学的考察』『倫理学』は本表のTXTに未収録。中核概念は風土・間柄・人間存在といった中心語彙が本表のCONに存在しないため近似にとどまり、対応は弱い。類型論が同時代の日本の対外政策とどの程度共鳴したかについては学説上の評価が分かれるため確度をBとした。)
対抗物語
(なし)
現代への影響
環境と文化の関係を論じる比較文化論、建築・景観論、環境倫理で参照される。他方、気候と国民性を対応づける枠組みには決定論的・本質主義的であるとの批判が繰り返し提起されている。

関連する関係レコード

登録されている関係はありません。