FIG-0017 / 人物・神格(Figure) / 神格
クシナダヒメ
Kushinadahime
確度 A学術的定説
別名:櫛名田比売、奇稲田姫、稲田媛、眞髪觸奇稲田媛、稲田姫命、久志伊奈太美等与麻奴良比売命
古事記
櫛名田比売
日本書紀
奇稲田姫
八岐大蛇の生贄に供されようとしていたところをスサノオに救われ、その妻となる。古事記ではスサノオによって湯津爪櫛に変えられ、髪に挿されて戦いに臨まれる。出雲国風土記には久志伊奈太美等与麻奴良比売命の名が見える。犠牲となるはずの者が救出されて婚姻に転じ、出雲系の系譜の起点をなす。
実在性の評価 神話的存在
名が稲田の神格化を示すとする理解が通説で、八岐大蛇退治譚を治水または製鉄と稲作をめぐる起源譚と読む解釈が広く行われている。歴史的実在は想定されない。
この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。