FIG-0041 / 人物・神格(Figure) / 神格

ヤタガラス

Yatagarasu

確度 A学術的定説

別名:八咫烏、頭八咫烏、賀茂建角身命

古事記
八咫烏
日本書紀
頭八咫烏

熊野から大和へ向かう神武の軍を先導する大烏。険路で行き悩む一行の前に現れて道を示し、宇陀へ導く。山城国風土記逸文の賀茂伝承に見える賀茂建角身命の化身とされ、賀茂県主の祖に結びつけられる。遣わす主体を古事記は高木大神、日本書紀は天照大神とし、三本足という属性は記紀のいずれにもない後代の付加である。

実在性の評価 神話的存在

新撰姓氏録は八咫烏を高皇産霊尊の曾孫・賀茂建角身命の化身とし賀茂県主の祖とすることから、賀茂氏の始祖伝承が東征譚に接続されたとみられる。三本足とする最古の文献は930年頃成立の和名類聚抄で、記紀に足の数の記述はない。

この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。

種別
神格
役割
媒介
系譜(親)
(記載なし)
系譜(子)
(記載なし)
配偶
(記載なし)
初出テキスト
古事記
登場テキスト
古事記日本書紀風土記