FIG-0044 / 人物・神格(Figure) / 氏族祖

アメノタネコ

Ame-no-Taneko

確度 B有力だが異説あり

別名:天種子命

古事記
登場しない
日本書紀
天種子命

日本書紀の神武東征で、筑紫の菟狭に至った際に天皇の命でウサツヒメを妻とする中臣氏の遠祖。天罪・国罪を祓う祭祀を担ったと伝えられ、後に中臣氏の職掌の由来に位置づけられる。古事記には登場せず、日本書紀のみが東征の行程に配し、先代旧事本紀・古語拾遺がこれを承ける。先代旧事本紀は天児屋根命の後裔とするが、両者の世代関係は資料により定まらない。

実在性の評価 実在は否定的

中臣氏の遠祖として日本書紀神武紀に一度だけ現れる系譜上の人物で、外部史料による裏づけはない。津田左右吉以来、氏族の由緒を建国譚に接続する造作とみるのが通説である。

この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。

種別
氏族祖
役割
始祖
系譜(親)
(記載なし)
系譜(子)
(記載なし)
配偶
(記載なし)
初出テキスト
日本書紀