FIG-0068 / 人物・神格(Figure) / 神格

天地身一大神

Ametsuchi-Mahitotsu-no-Ōkami

確度 A学術的定説

別名:元無極躰主王大御神、元無極體主王御神、あめつちまひとつのおおかみ

竹内文書が宇宙開闢の最初に置く神で、皇祖皇太神宮は「宇宙開闢の神皇 天地身一大神(元無極體主王御神)」と記す。この神から天神七代が展開し、以後の天皇系列へ接続するという枠組みをとる。記紀の造化三神に相当する位置を占めるが、名称・性格ともに記紀とは別系統の語彙で構成される。

実在性の評価 創作された存在

狩野亨吉が1935年に鑑定を依頼された5点をすべて偽造と判定し、1936年6月号『思想』(岩波書店)に「天津教古文書の批判」を発表して以来、竹内文書の神統譜は近代の造作とみるのが学界の判断である。原田実・長谷川亮一らは、この神統譜が19世紀末以降の西洋オカルト文献(ムー大陸説など)の知識を前提とする点を近代成立の指標とする。

この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。

種別
神格
役割
創造
系譜(親)
(記載なし)
系譜(子)
(記載なし)
配偶
(記載なし)
初出テキスト
竹内文書
登場テキスト
竹内文書