FIG-0069 / 人物・神格(Figure) / 神格

天日豊本葦牙気皇主身光大神

Amehi-Toyomoto-Ashikabi-Kiminushi-Mihikari-no-Ōkami

確度 A学術的定説

別名:天日豊本葦牙気皇主身光大神天皇、あめひとよもとあしかびきみぬしみひかりおおかみ

竹内文書における天神七代の最終代とされる神で、皇祖皇太神宮の由来書は「天日豊本葦牙気皇主身光大神天皇」と天皇号を付して記す。同宮はこの神から26朝1,168代を経て神武朝の現代の天皇に至ると説明する。神名は記紀の生成神ウマシアシカビヒコヂの「葦牙」と、竹内文書に頻出する「身光」の語を接合した長大な尊号である。竹内文書は神代を天神七代・上古25代・不合朝73代・神倭朝の四段に区分し、これをいずれも天皇号をもつ統治者の系列として記す。

実在性の評価 創作された存在

狩野亨吉「天津教古文書の批判」(『思想』1936年6月号)による偽造判定と、使用される神代文字が上代特殊仮名遣(橋本進吉が1917年に石塚龍麿『仮名遣奥山路』を再評価して学界に知らせた甲乙の書き分け)を反映しない事実が、近代の造作とする判断の中心的根拠である。

この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。

種別
神格
役割
始祖
系譜(親)
(記載なし)
系譜(子)
(記載なし)
配偶
(記載なし)
初出テキスト
竹内文書
登場テキスト
竹内文書