FIG-0076 / 人物・神格(Figure) / 氏族祖

平群真鳥

Heguri no Matori

確度 A学術的定説

別名:平群臣真鳥

古事記
登場しない
日本書紀
平群臣真鳥

竹内文書は、武烈天皇の勅により武内宿禰の孫である平群真鳥が神代文字の原文を漢字カタカナ交じり文へ翻訳したと記し、竹内家をその子孫とする。日本書紀では雄略・仁賢朝の大臣として権勢を振るい武烈即位前に一族もろとも滅ぼされる人物である。竹内文書はこの実在の可能性がある人物を、文書の伝来を保証する結節点として用いる。偽書がみずからの由来を説明するために、正史の登場人物を接点に選んだ例である。

実在性の評価 実在の可能性あり

日本書紀は雄略・仁賢朝の大臣とし武烈即位前紀に一族の滅亡を記すため、6世紀前後の大臣層の一人としての実在は想定されうるが、同時代の金石文による確認はない。竹内文書がこの人物を神代文字文書の翻訳者とする点については、神代文字そのものが近世以降の作とするのが学界の通説であり、裏づけを欠く。

この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。

種別
氏族祖
役割
媒介
系譜(親)
(記載なし)
系譜(子)
(記載なし)
配偶
(記載なし)
初出テキスト
日本書紀
登場テキスト
日本書紀竹内文書