FIG-0009 / 人物・神格(Figure) / 神格

ツクヨミ

Tsukuyomi

確度 A学術的定説

別名:月読命、月夜見尊、月弓尊、月読尊、月神

古事記
月読命
日本書紀
月夜見尊/月弓尊/月読尊

三貴子の一柱でイザナキの右目から成り、夜の食国(または滄海原)の統治を委ねられる。以後ほとんど物語に登場せず、事績はウケモチ殺害の一件に限られる。日と夜を対置する構図を成立させるための位置を占める。

実在性の評価 神話的存在

日月を対にする観念に基づく神格で、独自の伝承がほとんど残らない。記紀神話を編纂期の構成とみる津田左右吉以来の理解の枠内にある。

この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。

祭祀と受容

事績をほとんどもたないにもかかわらず祭祀上の格は高く、伊勢神宮には内宮別宮の月讀宮と外宮別宮の月夜見宮が置かれる。延喜式神名帳には山城国葛野郡の月読神社(松尾大社摂社)と壱岐の月読神社が、いずれも名神大として載る。記紀の記述の薄さと祭祀の格の高さのずれが最も目立つ神の一つである。

原典に登場する箇所8節

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種別
神格
役割
秩序化
系譜(親)
イザナキ
系譜(子)
(記載なし)
配偶
(記載なし)
初出テキスト
古事記
登場テキスト
古事記、日本書紀