FIG-0042 / 人物・神格(Figure) / 氏族祖

ニギハヤヒ

Nigihayahi

確度 B有力だが異説あり

別名:邇藝速日命、饒速日命、櫛玉饒速日命、天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊、神饒速日命、天照御魂神

古事記
邇藝速日命
日本書紀
饒速日命

神武の東征以前に天磐船に乗って大和に天降っていたとされる神。ナガスネヒコの妹を妻とし、その勢力の後ろ盾となるが、神武が天孫であることを知って帰順する。子のウマシマヂが物部氏の祖とされ、皇統とは別系統の天孫降臨伝承を体現する。先代旧事本紀「天孫本紀」では物部氏の祖として格段に大きく扱われ、天火明命と同一神とされたうえで降臨と後裔の系譜が歴代にわたり詳述される。

実在性の評価 神話的存在

物部氏の祖神で、先代旧事本紀「天孫本紀」がその降臨と系譜を独自に詳述する。同書は序文を後世の偽作としつつ本文を9世紀の編纂物として史料価値を認めるのが鎌田純一以来の通説であり、物部氏系譜は他に代え難い情報を含むと評価される。

この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。

種別
氏族祖
役割
始祖
系譜(親)
(記載なし)
系譜(子)
宇摩志麻治命
配偶
(記載なし)
初出テキスト
古事記