FIG-0175 / 人物・神格(Figure) / 皇族・王族

沙本毘古王

Prince Sahobiko

確度 A学術的定説

別名:狭穂彦王、沙本毘古命、佐波遅比古

古事記
沙本毘古王
日本書紀
狭穂彦王

古事記は日子坐王と沙本之大闇見戸売の子とし、妹の沙本毘売命が垂仁天皇の后であったと記す。妹に天皇の暗殺を求めたが果たされず、稲城を築いて立てこもり、妹とともに滅ぼされたとされる。日子坐王の子が、丹波では討伐する側、大和では討伐される側として現れる構成になっている。

実在性の評価 実在は不明

記紀はともに日子坐王の子で垂仁天皇に反乱を起こしたと記すが、事件を裏づける外部史料はない。日子坐王の後裔が畿内では王権に反する側にも配置される点が、この系譜の構成上の特徴として指摘される。

この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。

種別
皇族・王族
役割
簒奪
系譜(親)
日子坐王
系譜(子)
(記載なし)
配偶
(記載なし)
初出テキスト
古事記
登場テキスト
古事記日本書紀