FIG-0033 / 人物・神格(Figure) / 氏族祖
ホデリ
Hoderi
確度 A学術的定説
別名:火照命、海幸彦、火闌降命、火酢芹命
古事記
火照命
日本書紀
火闌降命/火酢芹命
コノハナサクヤビメが火中で生んだ子の一人で、海の漁を得意とする海幸彦。弟ホオリと道具を交換して釣針を失われ、代替を拒んで争ううちに、海神から得た潮満珠・潮乾珠に屈して弟に服従を誓う。隼人の祖として、朝廷に仕える姿勢の由来を体現する。
実在性の評価 神話的存在
隼人の阿多君の祖とされ、隼人が朝廷で吠声(狗吠)を奉る職掌の由来を説く服属起源譚に属する。津田左右吉以来、この種の説話は服属した集団の由緒を神代に投影した造作とみられている。
この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。