FIG-0031 / 人物・神格(Figure) / 神格

コノハナサクヤビメ

Konohanasakuyabime

確度 A学術的定説

別名:木花之佐久夜毘売、木花開耶姫、神阿多都比売、鹿葦津姫、豊吾田津媛、浅間大神

古事記
木花之佐久夜毘売(神阿多都比売)
日本書紀
木花開耶姫(鹿葦津姫・神吾田鹿葦津姫)

オオヤマツミの娘でイワナガヒメの妹。ニニギに見初められて妻となるが、一夜で身ごもったことを疑われ、天つ神の子であるなら無事であろうと言って戸のない産屋に火を放ち、その中でホデリ・ホスセリ・ホオリを生む。潔白を火によって証す試練の型を担い、皇統の母系の起点となる。

実在性の評価 神話的存在

富士山信仰と結びつく浅間大神への同定は中世以降の展開であり、記紀の記述自体は天孫の婚姻と人の寿命の起源を語る神話に属する。歴史的実在は想定されない。

この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。

祭祀と受容

富士山本宮浅間大社は延喜式神名帳に駿河国富士郡の浅間神社として名神大に列し、明治に官幣大社となった。浅間大神をこの女神に比定するのは平安後期以降のことで、記紀に富士山との結びつきは記されない。中世以降は浅間大菩薩として本地を大日如来とする説が行われ、明治の神仏分離で山頂の仏像や仏堂が撤去された。

原典に登場する箇所9節

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種別
神格
役割
犠牲
系譜(親)
オオヤマツミ
系譜(子)
ホデリ、ホオリ
配偶
ニニギ
初出テキスト
古事記