FIG-0070 / 人物・神格(Figure) / 創作された人物

伊邪那岐身光天津日嗣天日天皇

Izanagi Mihikari Amatsu-Hitsugi Amahi Sumeramikoto

確度 A学術的定説

別名:上古第21代天皇

竹内文書が上古25代の第21代として記す天皇で、記紀のイザナキに相当する位置に置かれる。その子として月向津彦月弓命や須佐之男命が挙げられ、記紀の神々が歴代天皇の皇子女として系列に組み込まれる。上古25代はいずれも「身光天津日嗣天日天皇」型の長大な尊号をもち、第10代を高皇産霊身光天津日嗣天皇、第24代を天仁仁杵身光天皇とするなど、記紀の神名を天皇号に組み替えた名が並ぶ。神話を王朝史として読み替える竹内文書の方法が、もっとも明瞭に現れる箇所である。

実在性の評価 創作された存在

竹内文書全体に対する狩野亨吉の偽造判定(1936年)が及ぶ。記紀の神名を天皇号に転写する手法そのものが、記紀を前提として後から組み立てられたことを示すと原田実らは指摘する。

この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。

種別
創作された人物
役割
始祖
系譜(親)
(記載なし)
系譜(子)
(記載なし)
配偶
(記載なし)
初出テキスト
竹内文書
登場テキスト
竹内文書
対応人物(他の文献で対応づけられる存在)
イザナキ