FIG-0166 / 人物・神格(Figure) / 皇族・王族
山代之大筒木真若王
Prince Yamashiro no Ōtsutsuki no Mawaka
確度 A学術的定説
別名:大筒木真若王、山城大筒木真若王
古事記
山代之大筒木真若王
日本書紀
登場しない
古事記の開化天皇段にのみ現れる王で、名に負う「大筒木」は山城国綴喜郡の古名にあたる。丹波の女性を娶って迦邇米雷王をもうけたとされ、以後、息長宿禰王を経て神功皇后に至る系統の起点となる。山城・丹波・近江を結ぶ形で系譜が構成されている点に、この系統の性格が現れている。
実在性の評価 実在は不明
古事記が日子坐王と袁祁都比売命の子とし、同母弟伊理泥王の女丹波能阿治佐波毘売を娶って迦邇米雷王を生んだと記すのみで、日本書紀に対応する記載はない。事績を伴わない名のみの世代であり、系譜の連結のために置かれた可能性が論じられている。
この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。