FIG-0169 / 人物・神格(Figure) / 皇族・王族

葛城高顙媛

Kazuraki no Takanukahime

確度 A学術的定説

別名:葛城之高額比売命、高額比売、高額媛

古事記
葛城之高額比売命
日本書紀
葛城高顙媛

古事記は息長宿禰王の妻、息長帯比売命すなわち神功皇后の母とし、但馬に渡ったとされる天之日矛の後裔にあたると記す。日本書紀も葛城高顙媛を神功皇后の母とし、母方の先祖として天日槍を挙げる点は両書に共通する。渡来伝承をもつ系統と近江の息長氏とを婚姻で結ぶ位置にあり、神功皇后の新羅遠征譚はこの系譜構成と対応している。

実在性の評価 実在は不明

記紀はともに神功皇后の母とするが事績を記さず、検証手段のある同時代史料はない。古事記が母方を天之日矛の後裔とする系譜に置くことについては、新羅遠征譚との対応から系譜構成上の意図を読む見方がある。

この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。

種別
皇族・王族
役割
媒介
系譜(親)
(記載なし)
系譜(子)
神功皇后
初出テキスト
古事記
登場テキスト
古事記日本書紀