FIG-0172 / 人物・神格(Figure) / 皇族・王族
大筒木垂根王
Prince Ōtsutsuki no Tarine
確度 A学術的定説
別名:大筒木垂根命
古事記
大筒木垂根王
日本書紀
登場しない
古事記が比古由牟須美命の子とし、弟に讃岐垂根王があると記す王である。娘の迦具夜比売命が垂仁天皇の后となったとされ、古事記はこの二王の女が5人あったとのみ付記する。事績は伝えられず、名と系譜だけが残る。
実在性の評価 実在は不明
古事記のみが比古由牟須美命の子、迦具夜比売命の父として名を記し、日本書紀に対応する記載はない。名に負う「大筒木」は山城国綴喜郡の古名にあたり、山代之大筒木真若王と同じ語を共有する。
この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。
祭祀と受容
大筒木は山城国綴喜郡の古名にあたり、京都府京田辺市には竹取物語のかぐや姫にちなむ伝承地がある。ただし古事記の迦具夜比売命と竹取物語との関係自体が決着しておらず、伝承地の由緒も同じ不確実さを共有する。