FIG-0170 / 人物・神格(Figure) / 皇族・王族

比古由牟須美命

Prince Hiko Yumusumi

確度 A学術的定説

別名:比古由牟須美王、彦湯産隅命、彦湯産隅王

古事記
比古由牟須美命
日本書紀
彦湯産隅命

開化天皇が丹波の大県主の娘に生ませた皇子で、大筒木垂根王・讃岐垂根王の父とされる。母方を通じて丹波に連なり、その孫にあたる迦具夜比売命が垂仁天皇の后となる。日本書紀が丹波道主命の父をこの人物とする別伝を載せることから、丹波と王権を結ぶ系譜には日子坐王を経る筋とこの人物を経る筋の2通りが伝えられていたことがわかる。

実在性の評価 実在は不明

古事記は開化天皇と旦波之大県主由碁理の女竹野比売の子とし、日本書紀も彦湯産隅命として同様に記すが事績はない。日本書紀垂仁紀には丹波道主命の父をこの人物とする別伝があり、丹波に関わる系譜が複数流れていたことを示す。

この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。

種別
皇族・王族
役割
継承
系譜(親)
開化天皇竹野比売
配偶
(記載なし)
初出テキスト
古事記
登場テキスト
古事記日本書紀