FIG-0030 / 人物・神格(Figure) / 神格
オオヤマツミ
Ōyamatsumi
確度 A学術的定説
別名:大山津見神、大山祇神、大山積神、和多志大神、酒解神
古事記
大山津見神
日本書紀
大山祇神
イザナキ・イザナミの神生みで生まれた山の神。クシナダヒメの祖父にあたり、コノハナサクヤビメとイワナガヒメの父として天孫と地上の系譜を結ぶ。伊予国風土記逸文には大山積神として現れ、大三島の大山祇神社を中心に瀬戸内の海人の信仰を集めた。出生を日本書紀はイザナキが軻遇突智を斬った際に生じたとし、古事記の神生みとは経緯が異なる。
実在性の評価 神話的存在
山を司る神格で、大三島の大山祇神社を中心に瀬戸内の海人・水軍の信仰を集めたことから、山と海の両面をもつ在地神が記紀の系譜に組み込まれたとみられる。歴史的実在は想定されない。
この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。