FIG-0036 / 人物・神格(Figure) / 神格

トヨタマビメ

Toyotamabime

確度 A学術的定説

別名:豊玉毘売命、豊玉姫

古事記
豊玉毘売命
日本書紀
豊玉姫

海神の娘でホオリの妻。地上の渚に産屋を建て、本来の姿に戻るので見ないでほしいと告げるが、ホオリに覗かれる。恥じてウガヤフキアエズを残して海坂を塞いで去り、代わりに妹タマヨリビメを遣わして養育させる。出産時の姿を古事記は八尋和邇とし、日本書紀本文は龍、一書は八尋大熊鰐とする。禁忌の侵犯によって海と陸の通路が閉ざされる契機を担う。

実在性の評価 神話的存在

見るなの禁と本性の露見による離別という広く分布する説話類型に属し、海人集団(安曇氏など)の始祖伝承が皇統譜に接続されたとみられる。歴史的実在は想定されない。

この評価は、その存在が歴史的に実在したかについての学説の分布を示すものである。 実在しないことは、その物語が果たしてきた働きを少しも減じない。

種別
神格
役割
犠牲
系譜(親)
ワタツミ
配偶
ホオリ
初出テキスト
古事記