企業一覧 / ORG-0074 / 組織(Organization)
オリベッティ
Olivetti S.p.A.
別名:Ing. C. Olivetti & C.
Può l'industria darsi dei fini?
産業は自らに目的を与えうるか。
この理念の性格
理念が肯定文ではなく問いの形をとる点で、収録した他の企業と形式が異なる。工場・住宅・図書館・保育所・診療所を一体の共同体として設計する構想は、イヴレアの都市そのものに実装され、2018年に世界遺産に登録された。現在の法人は理念文書を掲げておらず、ここに収めるのは歴史上の理念である。
実際の事業
かつてタイプライター・事務機器・パソコンを製造したイタリアの企業であったが、2003年にテレコム・イタリア(TIM)との合併により法人としての独立性を失った。現在は「オリベッティ」の名でTIMグループの完全子会社として存続し、IoT・ビッグデータ、オフィス機器、公共機関・企業向けデジタルソリューションを手掛けている。単体の売上高・従業員数はTIMグループの開示資料上で分離公表されていない。
ミッション・ビジョン・バリュー
この3語による区別を用いていない。収録141社のうち52社が同様である。
改定の経緯
1955年4月23日、アドリアーノ・オリベッティはポッツオーリ工場の落成式でこの問いを掲げ、工場を地域共同体の一部として位置づける構想を述べた。1948年に政治運動「コムニタ運動」を組織し、1959年の著作『人間の都市』に一連の講演を収めた。1960年の彼の死後、事業は縮小と分割を重ね、2003年にテレコム・イタリアの傘下に入って独立した理念文書は掲げられていない。
規模と存続
2026年時点(現況。売上高・従業員数は非公表)時点/出典:https://www.olivetti.com/en/corporate/about-us…
4つは違うものを測っており、合成した総合スコアは作らない。いずれも、掲げられた理念が本当かどうかは測っていない。
この企業の言葉1件
La fabbrica fu quindi concepita alla misura dell'uomo perché questi trovasse nel suo ordinato posto di lavoro uno strumento di riscatto e non un congegno di sofferenza.
工場は、そこで働く人が整然とした持ち場のなかに苦しみの装置ではなく救済の道具を見出せるよう、人間の尺度に合わせて構想された。
関連
同じ共同体型の企業
同じ型で書かれた一文を並べて読むと、型の中の幅が見える。
ジョンソン・エンド・ジョンソン、マクドナルド、ベン・アンド・ジェリーズ、イオン、伊藤忠商事、京セラ、JR東日本、セブン&アイ・ホールディングス
- https://www.fondazioneadrianolivetti.it/tips/puo-lindustria-darsi-dei-fini/
- https://www.archiviostoricolivetti.it/blog/2020/12/11/puo-lindustria-darsi-dei-fini/
- https://cenidia.it/2019/02/ai-lavoratori-di-pozzuoli-discorso-di-adriano-olivetti-per-linaugurazione-dello-stabilimento-di-pozzuoli-23-aprile-1955-tratto-da-a-olivetti-citta-dell/